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メルケル独首相と野党首相候補がテレビ討論、欧州対応で意見戦わす
2013年9月2日 / 02:57 / 4年後

メルケル独首相と野党首相候補がテレビ討論、欧州対応で意見戦わす

[ベルリン 1日 ロイター] - 9月22日に行われるドイツ連邦議会選挙を前に、メルケル首相と野党・社会民主党(SPD)の首相候補、シュタインブリュック氏が1日テレビ討論会を行い、ユーロや税制などの政策について議論を戦わせた。

今回の討論会は、選挙戦序盤からメルケル首相にリードを許しているシュタインブリュック氏にとって劣勢を挽回する最後の機会。同氏は、メルケル首相の南欧諸国への対応や脱原発政策の失敗、低賃金労働者の増加などを批判。「4年の間、われわれは立ち止まった状態だったが、これを変えたい」と述べた。

一方、メルケル首相は、SPDが計画する増税は好景気をリスクにさらすと指摘。また、欧州の債務危機時にSPDはメルケル首相の欧州政策を支持したと反論した。

討論会後に実施されたInfratest Dimapの世論調査では、シュタインブリュック氏を勝者としたとした回答者は49%、メルケル首相支持は44%だった。一方、Forsaの世論調査では、メルケル首相支持は44%、シュタインブリュック氏支持は43%だった。

政治学者のJuergen Falter氏は「シュタインブリュック氏は数ポイント支持率を伸ばしただろう。問題はこれがSPDの票につながるかどうかだ」と述べた。

欧州政策は最近まで選挙戦で大きな争点にはなっていなかった。ただ、先月末にギリシャへの追加支援をめぐる議論が浮上し、討論会でもこの問題について双方の意見が激しくぶつかった。

シュタインブリュック氏は、支援確保のため緊縮財政を受け入れざるを得なかった南欧諸国の長引く景気後退(リセッション)や高水準の失業率を取り上げ、メルケル首相の欧州政策は失敗だったと批判。「違った危機対応が可能だった。もちろん南欧諸国の緊縮財政は必要だったが、死に至らしめるような緊縮財政である必要はなかった」と語った。

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