September 9, 2013 / 12:18 AM / 7 years ago

〔金利マーケットアイ〕国債先物が大幅反発、長期金利は4営業日ぶり0.750%

[東京 9日 ロイター] -

〔金利マーケットアイ〕

<15:30> 国債先物が大幅反発、長期金利は4営業日ぶり0.750%

国債先物中心限月12月限は前週末比47銭高の143円29銭と反発して取引を終えた。2020年夏季五輪開催都市が東京に決定したことで、株高・円安が進行。外部環境は逆風だったが、日銀買入による需給引き締まり効果に加えて、10年ゾーンを中心に一部投資家から買いが入ったことで上値を試す動きとなった。10年最長期国債利回り(長期金利)は一時同3.5bp低い0.750%と4営業日ぶりの水準に低下した。

先物12月限は出来高ベースで、10日に取引最終売買日を迎える9月限を上回った。この結果、事実上の中心限月は9月限から12月限に移行した。限月交代に絡む持ち高調整の動きで値が振れる場面もあった。

<15:05> 翌日物加重0.07%前半か、日銀固定金利オペは13回連続札割れ

無担保コール翌日物の加重平均レートは0.07%台前半と前週末(0.071%)並みの水準になる見通し。朝方は地銀、信託、証券などを主な取り手に0.07%を中心に取引された後、0.065%に弱含む展開。当座預金残高が90兆円規模の高水準を維持する中、資金ニーズは限られた。

日銀が実施した3カ月物共通担保資金供給(全店、固定金利方式)オペは、応札額が5050億円と入札予定額8000億円に届かず、札割れとなった。札割れは13回連続。国庫短期証券の買い入れオペ結果はしっかり。

ユーロ円3カ月金利先物は方向感に乏しい展開。中心限月2014年6月限は前営業日清算値比0.5ティック安の99.745。

<14:10> 国債先物は高値圏、10日の30年債入札は無難か

国債先物が高値圏。中心限月12月限は午後の取引開始直後に、一時前週末比44銭高の143円29銭と日中高値を付けた後は、狭いレンジでの値動き。8月米雇用統計、2020年夏季五輪開催地決定、4─6月期国内総生産(GDP)2次速報といった前週末からの重要イベントを午前の取引でほぼ消化し、全般に様子見ムードが広がっている。

10日に30年債入札が行われる。30年(39回)超長期国債利回りは同1bp低い1.820%で推移している。「30年ゾーンはイールドカーブ上、割安ではないが、8月入札時の利回りを上回っており、絶対利回りを重視する投資家の需要に支えられて、無難な結果になるのではないか」(SMBC日興証券・シニアクオンツアナリストの山田聡氏)という。

<12:31> 日銀買入で需給引き締まり、国債先物が強含み

日銀が発表した残存1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下の国債買入オペの落札結果で、落札利回り格差は総じて市場実勢に沿った水準となった。1年超3年以下の応札額が1兆0732億円と前回(8869億円)に比べて膨らんだが、3年超5年以下、5年超10年以下はともに前回を下回った。

市場では、国庫短期証券の買入結果を含めて考えると「全体としてオペに売却する銘柄が徐々に減ってきている印象。入札が相次いでいるにもかかわらず、国債需給の引き締まりを意識せざるを得ない。午後の相場では一時的に強含む場面があるのではないか」(国内金融機関)との見方が出ていた。

国債先物中心限月12月限が午後、前週末比35銭高の143円17銭と午前終値(143円13銭)を上回って取引が始まった。

<11:37> 国庫証券買い入れ結果、「荷もたれ感ない」との声

日銀が実施した国庫短期証券の買い入れ結果は、オファー額2兆円に対して応札額は2兆7046億円。2兆0003億円が落札された。応札倍率は1.35倍と前回2.26倍を大きく下回った。案分利回格差マイナス0.004%、平均落札利回格差マイナス0.003%、案分比率93.9%。買い入れについて市場では「案分比率が厚めになったが、オファー額が想定より多い2兆円となる中、利回格差から判断して強めの結果となった。在庫に荷もたれ感はない」(短資会社)との見方が出ていた。

<11:17> 翌日物は0.065─0.07%付近、レポGC横ばい圏

9日午前の短期金融市場では、無担保コール翌日物は0.065─0.07%付近での取引。主な取り手は地銀、信託、証券など。当座預金残高が90兆円規模の高水準を維持する中、資金ニーズは限られた。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCのT+1レートは、国債発行要因があるものの前営業日比横ばい圏。日銀は国庫短期証券の買い入れオペを通告した。

ユーロ円3カ月金利先物は調整地合い。中心限月2014年6月限は前営業日清算値比0.5ティック安の99.745。

<11:03> 国債先物は大幅反発、長期金利0.765%に低下

国債先物は大幅反発で午前の取引を終えた。9月限の最終取引日は10日だが、12月限の出来高が9月限を上回ったことで、事実上の中心限月の交代となった。中盤までショートロールが優勢だったが、終盤はロングロールときっ抗する展開。2020年夏季オリンピック開催都市が東京に決定したことで、株高となる環境だったが、限月交代絡みの取引で強含みで推移した。現物債は前週末の米債高をきょうの株高が相殺し、序盤は動意薄だったが、先物が上昇幅を拡大すると長期金利を中心に低下圧力がかかった。超長期ゾーンに利回りの絶対値を評価する最終投資家の押し目買いがみられた。中期ゾーンもしっかり。日銀は3本建てで国債の買い入れオペを通告した。

国債先物中心限月12月限の前引けは、前営業日比31銭高の143円13銭。9月限の前引けは、前営業日比30銭高の144円22銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は同2bp低い0.765%に低下。

<10:35> 超長期ゾーンしっかり、利回りの絶対値評価で押し目買い

超長期ゾーンがしっかり。20年超長期国債利回りは前営業日比1bp低い1.695%、30年超長期国債利回りは前営業日比1bp低い1.820%で推移。市場では「6日に大幅な調整となり、きょうは絶対値を評価する最終投資家の押し目買いがみられる。20年債利回りで1.7%近辺の需要は強い。もっとも、30年債に関しては、あすの入札を控えているため、1.8%割れは想定していない」(国内金融機関)との見方が出ていた。

日銀が3本建てで国債の買い入れオペを通告したことについては「想定通りで、需給が締まる方向となっている」(同国内金融機関)との見方が出ていた。

<10:10> 銀行の8月預貸ギャップが2カ月連続で縮小、貸出増で頭打ち

日銀が9日に発表した8月の貸出・預金動向速報によると、預金から貸出を差し引いた預貸ギャップ(平残ベース)は、都銀・地銀(第2地銀含む)で前月に比べて2兆1207億円縮小した。預貸ギャップは6月をピークに、7月、8月と2カ月連続で縮小。貸出増で預金ギャップ拡大に頭打ち感が出た。

8月の貸出は、電力や海外向け、住宅ローンや賃貸住宅建設などの資金需要が堅調に増加。銀行・信金合計での貸出(平均残高)は前年比2.0%増の467兆3081億円と、22カ月連続で増加した。

みずほ証券・シニア債券ストラテジストの早乙女輝美氏は、預貸ギャップの縮小について「金融機関の貸出でしっかりと利ザヤが確保されているのか、質の部分を今後の統計で見極めていく必要があるが、量に関していえば、日本経済に前向きな方向性が出ている。市場にとってトレンドを見ながら判断する材料となるため、今後の帰すうを注目する必要がある」述べた。なお、預貸ギャップは、金融機関の国債消化余力を推し量るデータの一つとして注目されている。

<09:55> 長期金利が低下、9月限買い戻し優勢

長期金利が低下。10年最長期国債利回り(長期金利)は前営業日比1.5bp低下の0.770%で推移。市場では「前週末の米債高ときょうの株高が材料としては相殺し、序盤は動意薄だったが、国債先物が中心限月の交代に絡んだショートロールなどで、上昇幅を拡大していることに反応しているようだ。9月限への買い戻しが影響し、限月間スプレッドは拡大基調にある」(国内金融機関)との声が聞かれた。

GDPについて、RBS証券・チーフ債券ストラテジストの福永顕人氏は「2013年4─6月期実質国内総生産2次速報値は1次速報値から上方改定となり、年率換算でプラス3.8%となった。1次速報値プラス2.6%でも消費増税には十分とみていただけに、一段と現行案通りの引き上げ幅で消費増税が実施される可能性が高まったとみていいだろう」とみている。

<09:04> 国債先物は小反発で始まる、限月交代絡みのショートロール

国債先物は小反発でスタート。9月限の寄り付きは前営業日比1銭高の143円93銭。市場では「12月限への中心限月の交代に絡んだショートロールが見られる。事実上の中心限月の交代に関しては、足元で出来高が逆転しているが、前引けの出来高で判断したいところだ」(国内証券)との声が聞かれた。2020年夏季オリンピック開催都市が東京に決定したことで、「株高となっているが、今のところ円債への影響は出ていない」(同国内証券)との指摘があった。

<08:35> 翌日物は0.065─0.07%付近、大手行は0.06%ビッド

無担保コール翌日物は0.065─0.07%付近で取引されている。主な取り手は地銀、信託、証券など。大手行は0.06%ビッド。市場では「当座預金残高が90兆円規模の高水準を維持する中、資金ニーズは限られている。レートは低位安定で推移するだろう」(国内金融機関)との声が聞かれた。

日銀によると、朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は89兆6000億円、準備預金残高は72兆2000億円程度となる見込み。

<07:15> 翌日物0.065─0.07%付近か、当預残は89.6兆円の見込み

無担保コール翌日物は0.065─0.07%付近での取引となりそうだ。当座預金残高は、国庫短期証券の発行要因などで減少となるが、高水準を維持する見込み。市場では「朝方の取り一巡後は閑散となり、レートは低位安定で推移する見通し」(国内金融機関)との声が聞かれた。

6日の加重平均金利(速報ベース)は、前営業日比横ばいの0.071%だった。

日銀が朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は6日に比べて1兆円減の89兆6000億円程度になる見込み。残り所要積立額は2500億円。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below