[バンガロール 4日 ロイター] - 米景気循環調査研究所(ECRI)によると、ユーロ圏のインフレ圧力は今後数カ月間で一段と緩和する見通しだ。ECRIが算出しているインフレ見通しを示すユーロ圏未来インフレ指数(EZFIG)は、8月は89.7と、7月の91.3から低下し44カ月ぶりの低水準となった。
ECRIのラクシュマン・アチュタン最高執行責任者(COO)は「ユーロ圏のインフレは、今後数カ月は弱い公算」と述べた。
今週発表された9月のユーロ圏インフレ率速報値は前年比1.1%と前月から低下し、2010年2月以来の低水準となった。
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