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EU・ウクライナ連合協定、ティモシェンコ氏めぐる問題が影落とす

[ブリュッセル 18日 ロイター] - 欧州連合(EU)とウクライナの間で経済や政治などで結びつきを強める「連合協定」の署名予定が約2週間後に迫るなか、職権乱用罪で服役中のティモシェンコ前ウクライナ首相をめぐる問題が協定の行方に影を落としている。

西側諸国はティモシェンコ前首相に対する有罪判決は政治的な動機に基づいていると非難。EU外相の間から、ヤヌコビッチ大統領に対し解決に向け個人的に介入するよう求める声が上がっている。

ドイツのウェスタ―ウェレ外相はこの日のEU外相理事会を前に記者団に対し、ウクライナがEUとの貿易関係を強めることで恩恵を受けることを望むとし、ティモシェンコ前首相がドイツ国内で治療を受ける案は今も交渉案件となっていると述べた。

ただ、「ウクライナが早急に行動を起こすことを望んでいる。残された時間は少ない」とクギを刺した。

現在EUの議長国を務めるリトアニアのグリバウスカイテ大統領は、協定に署名するにはウクライナが選挙と検察機構の改革を実施し、ティモシェンコ氏をめぐる問題を解決する必要があるとし、「これらが行われなければ、協定に署名することはできない」と言明した。

旧ソ連のウクライナがEUと連合協定を締結すれば、ロシアの影響を強く受けてきた同国にとり歴史的な転換点となる。

ヤヌコビッチ大統領が政敵と見なすティモシェンコ前首相は2011年に禁錮7年の実刑判決を受け服役中。同大統領はティモシェンコ氏がドイツで治療を受けることを容認する姿勢は見せているが、恩赦は認めないとし、EUとの立場の違いが解消しきれていない。

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