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[パロアルト(米カリフォルニア州) 24日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は24日、米国経済は向こう2年間に健全な状態を取り戻す、との見通しを明らかにした。また、これまで長きにわたった連邦準備理事会(FRB)の超緩和的な金融政策が時間をかけて終焉に向かう中、金利は上昇すると述べた。当地で講演した。
ウィリアムズ総裁は「完全雇用を達成し、インフレ率も正常な状態に戻るという経済を実現するまで、あと2年ほどだ」と強調。「私は経済成長の中期的な見通しについてかなり楽観的に見ている」と語った。
総裁はまた「金利が向こう5年間、低下ではなく上昇することは、極めてはっきりしている」と述べた。総裁は、具体的な経済見通しには触れず、FRBの利上げ開始時期に関する自身の予想も示さなかった。
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