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東京外為市場・正午=ドル101円前半で動意薄、仲値通過後は停滞感強まる
2014年7月14日 / 03:23 / 3年後

東京外為市場・正午=ドル101円前半で動意薄、仲値通過後は停滞感強まる

[東京 14日 ロイター] - 
           ドル/円   ユーロ/ドル   ユーロ/円 
    正午現在   101.35/37 1.3602/06 137.87/91
  午前9時現在 101.36/38 1.3600/04 137.86/90
  NY午後5時 101.32/33 1.3606/11 137.78/82

    正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ変わらずの101円
前半。目新しい手掛かりがなく、朝方から動意に乏しい展開となった。仲値通過後の取引
はさらに低調となり停滞感が強まった。市場では15日のイエレン米連邦準備理事会(F
RB)議長の議会証言まで動きづらいとの見方も出ている。
    
    ドル/円は株価以外に材料がなく、午前7時から正午までの値幅は上下8銭程度と極
めて狭いレンジで取引された。仲値通過後は「閑散どころかほとんど何もない」(邦銀)
状況だったという。
    
    正午過ぎの米10年債利回りは2.5305/2.5287%の気配。前週末ニュー
ヨーク時間午後5時過ぎの2.5160%から上昇しているが、水準としては低く、ドル
買いムードが高まらない一因となっている。
    
    今週は米国企業の4─6月期決算発表が本格化する。金融各社では、この日にシティ
グループが予定しているほか、15日にJPモルガン・チェースやゴールドマン・サック
ス、16日にバンク・オブ・アメリカ、17日にモルガン・スタンレーと目白押し。米国
の株価や金利に与える影響が注目されている。
    
    <ドラギECB総裁の発言に関心>
    
    市場の一部は、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁による欧州議会での証言に関心を
寄せている。ドイツ経済の減速などの問題について質問を受けるとみられる。
    
    この週末は、複数のECB当局者から金融政策に関する発言が出た。クーレECB専
務理事はギリシャ紙の日曜版インタビューで、「長期にわたる低金利は景気を軌道に戻す
一助となる」と指摘。その上で「もちろんこれらの措置は万能薬ではない。障害を取り除
いているが、金融政策では生産性や長期的な経済成長を改善することはできない」と述べ
た。    
    一方、ドイツ連銀のバイトマン総裁は、ECBの政策金利はドイツにとって低すぎる
とし、必要以上に長く緩和策をとるべきではないとの見解を示した。総裁は「ドイツの観
点からみて金融政策がドイツにとっては拡張的すぎ、緩和的すぎるのは明白だ。もし独自
の金融政策を追求できるなら、別のものになるだろう」と述べた。その上で「この低金利
局面、緩和的な金融政策は必要以上に長く続けるべきではもちろんない」と語った。
    
    ドラギECB総裁の発言については「ポルトガルの銀行に端を発した信用不安につい
て警戒感を示すかが注目される」(IG証券のマーケット・アナリスト、石川順一氏)と
の指摘もある。

 (杉山健太郎)

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