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UPDATE 1-ホンダ、北米の「アコード」に豊田合成製エアバッグ採用=関係筋
2015年1月24日 / 07:22 / 3年後

UPDATE 1-ホンダ、北米の「アコード」に豊田合成製エアバッグ採用=関係筋

(詳細を追加しました)

[東京/北京 24日 ロイター] - ホンダ が2017年夏にも北米で発売する主力セダン「アコード」新モデルのエアバッグに豊田合成 製品の採用を決め、同社に発注したことが24日までに分かった。複数の関係筋が明らかにした。

  ホンダがこれまで多く採用してきたタカタ 製のエアバッグは2008年以降、米国などで異常な破裂事故が相次ぎ、大量リコール(回収・無償修理)を招いており、根本的な原因がまだ判明していない。ホンダは安全性の観点から豊田合成製エアバッグを採用するとの判断に至ったもようだ。

アコードはホンダの米国での新車販売で約4分の1を占める主力車で、その他の人気車種とプラットフォーム(車台)を共有する基幹車種の1つ。タカタにとって最大顧客であるホンダの最重要モデルに採用されなかったことは、大きな打撃となる可能性がある。

  複数の関係筋によると、対象となるアコードの新モデルは17年8月に発売を計画しており、年産規模は約38万8000台。搭載される豊田合成製エアバッグは運転席用、膝用エアバッグ、カーテンエアバッグの3種類。エアバッグを膨らませる基幹部品のインフレ―ター(ガス発生装置)も豊田合成製を採用する予定。

  タカタ製エアバッグは作動時にインフレ―ターが異常な破裂を起こし、飛び散った金属片で死傷者が出る恐れがあり、関連した事故で5人が死亡している。同社製の運転席用エアバッグ搭載車を米国で販売した自動車メーカー5社全てが、全米規模で原因究明を目的とする調査リコールに踏み切っている。   さらに、18年8月に北米で投入する予定の高級車ブランド「アキュラ」のSUV(スポーツ型多目的車)「RDX」でも、豊田合成製の運転席用エアバッグを搭載する方針。新型RDXは年産約6万4000台を計画する。

豊田合成製は16年9月発売のSUV「CR─V」で膝用とカーテンエアバッグ、同年11月発売のミニバン「オデッセイ」の運転席用、膝用エアバッグでも採用する予定という。

リコール対象台数は調査リコールも含め、世界で2100万台超に膨らんでいる。2008年以降、ホンダ車のリコールも米国で1000万台以上、世界で1300万台超に及んでいる。ホンダはタカタ製エアバッグのリコールに伴う交換用インフレ―ターを調達するため、スウェーデンのオートリブ やダイセル にすでに供給を要請している。

ホンダやその他の完成車メーカーからのエアバッグ受注増に備えるため、豊田合成は米国工場の能力増強を検討している。同社は主にエアバッグの組み立てを手掛け、これまでインフレ―ターはその多くをダイセルなどから調達してきていたが、今後は内製品も増やす方針だ。

今後搭載するエアバッグのメーカーについて、ホンダの広報担当はすぐにコメントできないとしており、豊田合成の広報担当者は「取引先との情報についてはコメントを控える」としている。タカタの広報担当者からのコメントはまだ得られていない。 (白木真紀、白水徳彦 編集:田巻一彦)

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