February 18, 2015 / 2:57 AM / 4 years ago

UPDATE 2-日本郵便が豪トールを51億ドルで買収、欧米アジアで事業拡大へ

(内容を追加しました)

[シドニー/東京 18日 ロイター] - オーストラリア物流最大手のトール・ホールディングス は18日、日本郵便 による65億豪ドル(51億米ドル)での買収提案を受け入れ、経営統合することで合意した。現地で会見した日本郵便の高橋亨社長は、今回の統合を基盤とし、日本郵便がアジア、欧州、北米におけるビジネス拡大を加速する方針を示した。

日本郵便の高橋社長によると、経営統合で誕生する会社は世界トップ5の物流会社になる。

日本郵便は2年前に上海で現地法人を設立するなどネットワークの構築は模索したものの、高橋社長は「それらのネットワークは自前のものではなかった。今回は本格的なネットワークの形成やビジネス展開が可能になる」と述べ、トールとの統合を基盤に「これからの国際戦略を描く」と語った。

トールも、日本郵便の最新鋭システムなどを活用し、成長につながると指摘した。両社の間では地域の重複もなく、シナジーを生むM&Aというより、双方の技術やノウハウを補完し合うものになると指摘した。

日本郵便はトールの社名やブランドを残すほか、経営陣も続投する。

1株当たりの買収額は9.04豪ドル。17日のトールの終値の6.08豪ドルに49%上乗せした水準。買収は豪外国投資審査委員会(FIRB)など規制当局の承認を経て成立することが条件となっている。

高橋社長によると、完了は5─6月になり、日本郵政グループが予定している株式公開(IPO)の前になるが、IPOへの影響について高橋社長は「当然いい影響はあるかと思う」と述べるにとどめ、詳細は明言しなかった。

日本郵便のファイナンシャル・アドバイザー(FA)はグレシャム・パートナーズ、トールのFAはラザード。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below