June 7, 2016 / 11:26 AM / in 3 years

東南アジア株式=概ね堅調、イエレン発言で米利上げ観測後退

[7日 ロイター] - 東南アジア株式市場は概ね堅調。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が前日の講演で、利上げ時期を明示せず、一方で米経済に関する判断を改善させたことを好感した。

イエレン氏は5月の米雇用統計について「失望的」としたものの、雇用統計のデータのみに重きを置きすぎることを警告した。ただ議長は、「数カ月内の」利上げが適切と述べた5月27日の講演とは対照的に、次の利上げ時期については何の手掛かりを与えないよう慎重な姿勢を堅持した。

アジア株は5週間ぶり高値に上昇。MSCIアジア太平洋株指数(日本除く)は1.6%高となった。投資家らはFRBの慎重なスタンスが株式にとって好都合と判断している。

マニラに拠点を置くAPセキュリティーズのアナリスト、グレース・アラー氏は、「FRBの7月利上げの可能性がわずか26%となったことに、新興市場は喜んでいる」と指摘。「利上げは9月かそれ以降だろう。今のところ、資金が市場に戻っている」と語った。

マニラ株は前日終値比1.48%高で、東南アジア市場をけん引。一時1.9%高となり、昨年5月26日以来の高水準を付けた。5月のインフレ率が1.6%と、中銀予想の1.1─1.9%内に収まったことで地合いが改善した。

金融株と公益事業関連銘柄がけん引。アボイティズ・パワー・コープ 、メトロ・パシフィック・インベストメンツ・コープ が値上がり率上位。

シンガポール株は0.59%高と、4営業日続伸。石油・ガス関連が堅調だった。ホーチミン株は0.74%高。エネルギーや非鉄金属関連が上げた。

クアラルンプール株は0.71%高。

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