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〔マーケットアイ〕外為:英ポンド134円後半、英国格下げ相次ぎポンド売り誘う
2016年6月27日 / 22:56 / 1年後

〔マーケットアイ〕外為:英ポンド134円後半、英国格下げ相次ぎポンド売り誘う

[東京 28日 ロイター] -   <07:54> 英ポンド134円後半、英国格下げ相次ぎポンド売り誘う

英ポンド は1.3223ドル付近。前日に一時1.3122ドルまで下落し、31年ぶり安値を付けた。

  英ポンド/円 は134.90円付近。前日一時133.30円付近まで下落し、英EU離脱決定を受けた6月24日の安値に接近した。   英ポンド続落の背景には、複数の格付け会社による英国の相次ぐ格下げがあるという。

  米格付け大手のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は27日、英国債の長期信用格付けを最上位の「トリプルA」から「ダブルA」に2段階引き下げた。国民投票でのEU離脱派の勝利に伴い、経済見通しや財政上のリスクが高まるほか、国家の結束が揺らぐ可能性も理由に挙げた。

  こうした多くのリスクに照らし、今後の見通しは引き続き「ネガティブ(弱含み)」に据え置いた。   

S&Pは、今後の英国の政策決定に関し、予測がつきにくく、安定や効率性も損なわれると説明。現在は関税ゼロのEUとの貿易が今後も維持されるのかなど不透明な点は多く、英国に対する海外からの企業投資が落ち込む恐れがあるとした。   

英国の2016―19年の実質成長率見通しは年平均1・1%に下方修正した。4月時点の予想は2・1%だった。

格付け会社フィッチ・レーティングスは27日、英国の信用格付けを「AAプラス」から「AA」に1段階引き下げた。欧州連合(EU)離脱によって景気が打撃を被る恐れがあるとの認識を示した。格付け見通しは「ネガティブ」とし、一段の引き下げの可能性があることを示唆した。

<07:41> ドル101.10─102.60円の見通し、英ポンドやユーロの月末取引を注視

ドル/円は102円付近、ユーロ/ドルは1.1015ドル付近、ユーロ/円は112.30円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が101.10―102.60円、ユーロ/ドルが1.0960─1.1090ドル、ユーロ/円が111.60―113.10円とみられている。

前日ニューヨーク市場終盤では、英ポンドが続落した。英国の欧州連合(EU)離脱決定に伴う先行き不透明感が嫌われ、対ドルで一時31年ぶり安値を付けた。

英ポンド/ドル は1985年半ば以来の安値となる1.3122ドルまで売られた。

28日はスポ末と呼ばれ、この日のスポット取引の決済は月末となる。

市場では「(英国のEU離脱決定のあと)市場はまだ落ち着いたとはいえない。きょうは、特にポンドやユーロでの月末のフローに注意したい」(外為アナリスト)との声が出ていた。

ドル/円については、102円半ばは重いとされる一方で、101円半ばはサポートされるとみられ、きょうは102円を軸に上下数十銭の値幅が中心的な取引レンジとなるとみられる。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

クロス円レート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(RTFX)

スポットレート(日銀公表)

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