July 14, 2016 / 2:02 AM / 3 years ago

UPDATE 1-シンガポール第2四半期GDP、前期比+0.8%に加速 予想下回る

(内容を追加しました。)

[シンガポール 14日 ロイター] - シンガポール通産省が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値は、季節調整済みの前期比年率で0.8%増となり、伸び率は第1・四半期の0.2%から加速したものの、ロイターがまとめた市場予想(0.9%)をわずかながら下回った。

前年比では2.2%増で、市場予想と一致した。

みずほ銀行(シンガポール)のシニアエコノミスト、ビシュヌ・バラサン氏は「今回のGDP統計には英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)リスクは反映されていないため、シンガポール金融管理局(MAS)は金融政策の熟考を迫られるだろう」と指摘。「ブレグジットが世界経済に大きな打撃を与えるとMASが判断する場合、追加緩和がより現実的な選択肢となるだろう」と述べた。

第2・四半期は製造業と建設業の減速が目立った。

製造業は季節調整済みの前期比年率0.3%増で、第1・四半期の18.4%増から伸びが大きく鈍化した。

建設業は同0.6%増と、こちらも第1・四半期の3.5%増から減速した。

シンガポール政府が予想する今年のGDP伸び率は1─3%。一方、先月のMAS調査では、エコノミストの予想は1.8%に下方修正されている。

シンガポール中心部にある商業施設の空室増加や移民制限による労働力不足など、景気の失速を示す証拠が十分にあるほか、ブレグジットに伴う経済への打撃も懸念される。また、シンガポールドルはアジア新興国における安全通貨としての需要で上昇し、デフレと輸出の双方にマイナスに作用している。

こうしたマイナス要因を踏まえ、一部のエコノミストはすでに、MASが10月の次の政策決定会合で一段の金融刺激策を講じるとの見方を示している。

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