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UPDATE 1-シンガポール、金融政策据え置き 第3四半期は予想外のマイナス成長
2016年10月14日 / 01:42 / 1年後

UPDATE 1-シンガポール、金融政策据え置き 第3四半期は予想外のマイナス成長

(情報を追加します)

[シンガポール 14日 ロイター] - シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)は14日、金融政策手段としているシンガポールドル(Sドル)名目実効レート(NEER)の政策バンドの幅・中央値を据え置き、政策バンドの上昇率を引き続きゼロ%とした。MASは、現行の政策バンドが、インフレおよび成長の短期的な弱さに対応するための一定の柔軟性をSドルに与えていると説明した。

MASは声明で「現行の政策バンドは、SドルNEERが、インフレおよび成長の短期的な弱さに対応するための一定の柔軟性を与えている」とするとともに「中期的な物価安定を確実とするために中立スタンスの政策が長期にわたって必要になると評価(assess)している」と述べた。

ロイターのアナリスト調査では、18人中16人が政策据え置きを予想したが、国外のリスク要因や成長低迷から4月の予想外の緩和に続く追加の緩和を2017年に実施する可能性があるとの見方も一部からでていた。

同時に発表となったシンガポールの第3・四半期の国内総生産(GDP)伸び率速報値は、季節調整済みの前期比年率で4.1%減となり、ロイター調査による予想の0.3%増を下回った。

一部のアナリストは、今後、政策が緩和される可能性を否定できないとしている。

クレディ・スイスのエコノミスト、マイケル・ワン氏は「ニュースとして大きいのは、政策バンドの据え置きではなく、GDPが極めて弱かったということだ。サービス業は事実上、景気後退(リセッション)状態にある」と指摘。「緩和が必要だ。インフレ率も成長率も低く、ペースが鈍化している。近い将来の改善は見込めない」と述べた。

MASは、金利ではなく為替レートを通じて金融政策を運営している。4月には景気を支援するため、予想外に政策を緩和していた。

MASは、コアインフレ率について、中期的に2%に向けて上昇するが、平均では2%をわずかに下回るとの見通しを据え置いた。総合インフレ率は、低下に歯止めがかかり、来年0.5━1.5%に達する見通しという。

金融政策とGDP統計の発表を受け、シンガポールドル は小幅に上昇した。

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