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〔マーケットアイ〕外為:米為替報告で日本は監視リスト入り継続、中国除外なら相対的な監視強まりも
2016年10月17日 / 00:07 / 1年後

〔マーケットアイ〕外為:米為替報告で日本は監視リスト入り継続、中国除外なら相対的な監視強まりも

[東京 17日 ロイター] -

<8:57> 米為替報告で日本は監視リスト入り継続、中国除外なら相対的な監視強まりも

ドル/円は104.11円付近で上値の重い動きとなっている。

米財務省は14日、為替報告書を公表した。主要な貿易相手国で為替操縦を行っている国はないとする一方、スイスを新たに「監視対象」リストに加えた。

中国、日本、ドイツ、韓国、台湾は4月に続き引き続き「監視対象」となったが、中国に関しては、仮に経常黒字が引き続き基準を下回り、為替介入の目立った動きも見当たらない場合、来年4月にも監視対象から除外される可能性もある。

みずほ証券のチーフ為替ストラテジスト、山本雅文氏は「これまで批判の中心となってきた中国への監視姿勢が弱まると、日本に対する監視が相対的に強まる可能性がある点に注意が必要」と指摘している。

「監視リスト」は、1)対米貿易黒字が200億ドル超、2)経常黒字GDP比3%超、3)為替介入がGDP比2%超──のうち2つに該当する国・地域が対象になる。

ドル/円については前回報告で「秩序的(orderly)」としていたが「円滑に機能(functioning smoothly)」と変更したことで、若干の態度軟化の可能性を示唆した一方、円高局面での口先介入に言及し懸念を示唆した。

あおぞら銀行の市場商品部部長、諸我晃氏は、米現政権は終盤のため市場では材料視されておらず「次の政権のスタンスに焦点は移ってきている」と見ている。

もっとも、日本サイドで為替介入しにくい状況に変わりはないと市場では見られており、再び円高基調が強まるようなら投機筋による下攻めがしやすいとの警戒感も出ている。

<7:48> ドル103.30─104.60円の見通し、株価や原油価格にらみ

ドル/円は104.24円付近、ユーロ/ドルは1.0968ドル付近、ユーロ/円は114.35円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が103.30―104.60円、ユーロ/ドルが1.0950─1.1050ドル、ユーロ/円が113.75─114.75円とみられている。

ドル/円は、株価や原油価格をにらんだ展開が続くとみられている。米国の年内利上げへの思惑が支えになる一方、104円台では戻り待ちの売りも出やすいとみられており「日経平均株価が上げを拡大しても、104円後半ではさすがに上値が重くなりそうだ」(国内金融機関)との声が出ている。

きょうは米鉱工業生産やニューヨーク州製造業業況指数の発表、フィッシャー米FRB副議長の講演、バンク・オブ・アメリカやIBMの決算などが予定されている。

先週末のニューヨーク外為市場では、ドルが対円やユーロで上昇した。9月の米小売売上高と卸売物価指数(PPI)が堅調な内容となったことで12月の米利上げ観測を支え、ドル買いにつながった。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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