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再送-為替こうみる:指値オペ、ドル/円支えても押し上げず=ニッセイ基礎研 上野氏
2016年11月17日 / 04:56 / 1年前

再送-為替こうみる:指値オペ、ドル/円支えても押し上げず=ニッセイ基礎研 上野氏

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[東京 17日 ロイター] -

<ニッセイ基礎研究所 シニアエコノミスト 上野剛志氏>

日銀が金融調節で、国債買い入れの指値オペを初めて実施した。米金利上昇の中でも、日銀は日本の金利を押さえつけるとの意思表示と受け止められる。9月に示した「イールド・カーブ・コントロール(YCC)」の一環で、為替市場では円安要因と見ていいだろう。

このタイミングで実施したのは、金利上昇が目立ってきたこともあるだろうし、いい流れで上昇してきたドル/円相場を腰折れさせたくないとの考えもありそうだ。

ただ、日銀にできることは限られている。ドル/円の上昇反応も一時的にとどまった。日銀は金利をどんどん押し下げようとしているわけではない。金利を押さえつけることしかできず、日銀主導による円安の効果は薄いとみすかされたのではないか。

目先の相場は「トランプ期待」がどれだけ続くかに依存している。これまでは「いいとこ取り」の期待先行だったが、保護主義的な通商政策など世界経済にネガティブな話もこれから出てくる。期待がはく落し、リスク回避的な円高もあり得る。

ドル指数が約13年ぶりの水準に上昇しており、トランプ次期大統領がドル高をけん制するリスクも高まっている。足元では相場に勢いがあるため110円を試してもおかしくはないが、短時間での勝負だろう。

新政権が発足して現実路線の政策が打ち出されれば、来年以降の米経済は堅調を維持し、利上げとともにドルも底堅い推移が期待できる。

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