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UPDATE 2-ファーストリテ、9―11月期は16.7%営業増益 海外ユニクロが寄与
January 12, 2017 / 6:40 AM / a year ago

UPDATE 2-ファーストリテ、9―11月期は16.7%営業増益 海外ユニクロが寄与

(内容を加えました)

[東京 12日 ロイター] - ファーストリテイリング は12日、2016年9―11月期の連結営業利益(IFRS:国際会計基準)は前年比16.7%増の885億円と発表した。国内ユニクロの営業利益が計画を若干上回ったほか、海外ユニクロ事業が大幅増益となった。

売上高に相当する連結売上収益は同1.6%増の5288億円。為替円高の影響があり、計画を下回っているという。

9―11月期の国内ユニクロの既存店売上高は前年同期比2.5%増。客単価が1.1%減少したものの、客数が3.7%伸びカバーした。ただ12月は客数・客単価ともに前年同月を下回り、売上高は5.0%減となった。月後半の気温が高く、冬物商品の販売に影響した。

岡崎健CFOは会見で「消費者は買い物に対して慎重になっている。良いもの買うが無駄な支出はしない。価格感応度が高い」と慎重な見方を示した。同社は為替予約を進めており足元の円安がすぐに業績に影響することはないが、中期的にみれば原価高となる。商品価格については「今のところ上げる計画はない」という。

海外ユニクロでは、為替の影響を除く現地通貨ベースでは全地域で増収となった。粗利改善や経費削減で、営業利益は計画を上回り44.6%の大幅増益。特に中国、東南アジア・オセアニアが好調で、米国も赤字幅が縮小した。中国については「景気の変調は感じていない」という。トランプ次期米大統領については「この先どうなるか正直分からないため、コメントは控える」と述べるにとどめた。

昨年11月末の海外ユニクロの店舗数は1009店舗で、01年の海外1号店以来16年目で1000店舗を突破した。

一方、ジーユーを含むグローバルブランド事業は増収減益で計画を下回った。ジーユーではプリーツスカートなどの売り上げが思うように伸びず、値下げを余儀なくされたという。岡崎CFOは「構造的な問題というよりは、トレンドを上手く当てられなかった。下期は商品強化で手応えも良い。経費増もなくなるため、利益面で回復する」との見通しを示した。

17年8月期の連結売上収益は前年比3.6%増の1兆8500億円、営業利益は同37.5%増の1750億円の見通しを据え置いた。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト18人の営業利益予測の平均値は1772億円。

見通し据え置きの理由について、岡崎CFOは「為替の見通しが不透明なため」と説明した。ただ、足元の為替は同社の前提為替よりも円安水準にあり、この水準が続いた場合には「海外ユニクロ事業の業績は計画に対して上振れる」とした。

清水律子 編集:山川薫

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