[ウェリントン 26日 ロイター] - 26日のオセアニア外国為替市場では、ニュージーランド(NZ)ドルが上昇した。NZの第4・四半期消費者物価指数(CPI)が2年ぶりに中銀の目標レンジに戻ったことを受けた。オーストラリアが祝日のため、豪ドルは横ばい。
NZドルは一時0.7314米ドルと、10週間ぶりの高値に上昇。CPIの発表前は1NZドル=0.7260米ドル近辺で推移していた。第4・四半期のCPIは前年同期比で1.3%上昇した。
ロイターのアナリスト調査では、1.2%上昇と予想されていた。
ただ、午後に入ると上昇分を一部削り、0.7293米ドルに戻した。しかし、アナリストは米ドルの弱含みと好調なNZ経済を背景に、NZドルは高値水準を維持するとみている。
建国記念日(オーストラリア・デー)で薄商いの豪ドル は0.7575米ドル近辺。
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