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〔マーケットアイ〕外為:ドル112円半ばに下落、「米雇用統計まで上値重い」との見方
2017年2月2日 / 06:07 / 10ヶ月後

〔マーケットアイ〕外為:ドル112円半ばに下落、「米雇用統計まで上値重い」との見方

[東京 2日 ロイター] -

<15:01> ドル112円半ばに下落、「米雇用統計まで上値重い」との見方

ドル/円は112.55円付近でもみ合っている。株価が大引けにかけて下げ幅を広げたのを眺め、一時112.47円に下落した。

市場では「新たにドル買いにつながる材料が欲しいところだが、少なくとも米雇用統計の発表までは上値の重さが続きそうだ」(国内金融機関)との声が聞かれる。

前日は、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明に先立って発表されたADP全米雇用報告やISM製造業指数が市場予想を上振れたことを受けてドル/円も上昇したが、113.95円で頭を押さえられた。

トランプ米大統領のドル安志向への警戒感は根強いといい「2つの重要指標が良好でも(ドルは)114円に乗せる勢いが出なかった。相当に上値が重くなっている印象だ」(別の国内金融機関)という。

<12:54> ドル112円半ばに下押し、米金利の低下につれ安

ドル/円は112.69円付近で上値は重い。一時112.64円に下落した。正午過ぎ辺りから米長期金利や米主要株価指数先物が弱含んで推移しており「ドル/円もつられた側面がありそうだ」(国内金融機関)との見方が聞かれた。米10年債利回りは朝方に2.47─2.48%付近だったが、足元では2.45%台に低下している。

<12:07> 正午のドルは113円付近、下値は国内勢の買い需要

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ややドル安/円高の113.03/05円だった。日経平均の下げ幅拡大を眺めて112円後半まで下落したが、下がったところでは国内輸入企業や機関投資家の買いがあるという。

朝方113.10─20円台で推移していたドルは、一時113.36円まで買い進まれたが、日経平均がマイナス圏に沈んで下げ幅を拡大する中、112.88円まで下押しされた。その後、正午にかけては113円ちょうどを挟んで一進一退となった。

市場の関心は10日の日米首脳会談に集まっており、方向感が出づらい相場となっている。「110─113円はドル買いゾーンというスタンスの人が多かったが、今は110円割れがあるかもしれないとの見方も出てきた」(国内金融機関)との声が聞かれた。

一方、午前は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による米国へのインフラ投資に関するニュースも話題になっていた。「112円台はあえて突っ込んで売りに行く必要はないというムードだ」(別の国内金融機関)という。

GPIFの高橋則広理事長は、同報道を否定。「GPIFは、インフラ投資を含め、もっぱら被保険者の利益のため、年金積立金を長期的な観点から運用しており、今後とも、その方針に変わりはない。なお、政府からの指示によりその運用内容を変更することはない」とコメントした。

<10:39> ドル113円前半に持ち直し、GPIFの米インフラ投資の報道が話題に

ドルは113.12円付近。午前9時半頃に112.88円まで下押しされたが、その後は113円台前半に持ち直している。

市場では、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による米国へのインフラ投資に関するニュースが話題になっている。2日付の日本経済新聞が、10日の日米首脳会談で政府が提案する経済協力の原案として伝えたもの。GPIFは130兆円規模の資金運用のうち5%まで海外インフラに投資可能だが、現時点で数百億円にとどまっており拡大の余地が大きいという。

ドル/円相場では、ドル買い/円売り材料として意識されるという。「112円台になると、そういう買いが入ってくるとの見方がでている。このニュースのおかげで112円台はあえて突っ込んで売りに行く必要はないというムードだ」(国内金融機関)との声が出ていた。

<09:31> ドル113円割れ、ドルと米金利の相関に米政治要因影響か

ドルは112.98円付近。

前日比4円高で寄り付いた日経平均がマイナス圏に沈み、ドル/円はやや弱含んでいる。一時112.88円まで下落した。

このところドルと米金利の順相関関係にかい離が見られていたが、前日海外時間のドルの動きは、おおむね米金利動向に沿うものだった。市場では「米国の政治関連で目立ったニュースがなかったことが、ドルと米金利の相関復活に繋がった可能性もある」(JPモルガン・チェース銀行の為替調査部長、棚瀬順哉氏)との見方が出ていた。

棚瀬氏は「米国の政治要因の影響が強まると為替と金利の相関が弱まり、政治要因の影響が弱まると為替と金利の相関が強まるという図式」と指摘。あすの米雇用統計が良好で米金利が上昇しても、米政権からドル高けん制発言などが出てくれば、そちらの影響が強く出てドルが下がる展開もあり得るという。

<08:29> ドル113円前半、FOMC声明から利上げ時期のヒント得られず

ドルは113.30円付近。

前日海外時間に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果は、市場の予想通り政策金利が据え置かれた。会合後の声明文では経済に対する信頼感は高まりつつあるとしつつ、今後の金利動向をめぐっては明確に触れなかった。市場では「3月利上げのヒントを期待していた一部の参加者から失望売りが出た」(外為アナリスト)とみられ、ドルは一時112.84円まで下落した。

FOMCの結果発表前のドルは、米国の良好な経済指標や米金利上昇などを背景に113.95円まで上昇した場面があった。「米経済のファンダメンタルズの堅調さは確認されたが、トランプ政権への警戒もありいまいち波に乗り切れない」(同)という。

<07:53> ドル112.70─114.40円の見通し、トランプ発言の影響残る

ドル/円113.28円付近、ユーロ/ドルは1.0765ドル付近、ユーロ/円は121.90円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が112.70―114.40円、ユーロ/ドルが1.0700─1.0820ドル、ユーロ/円が121.30―122.60円とみられている。

東京時間のドルは113円前半を中心にもみ合いそうだ。112円台は国内輸入企業や機関投資家などの押し目買いが出て、底堅く推移するとみられる。一方、トランプ米大統領の円安誘導批判が意識されるため、上値も「積極的に追いづらい」(外為アナリスト)という。

きょうはイングランド銀行(英中銀)の政策金利発表、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の講演、米新規失業保険申請件数の発表などがある。

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