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再送-為替こうみる:不自然なドル売り・ユーロ買いは反転へ=みずほ証 山本氏
2017年8月28日 / 00:38 / 3ヶ月後

再送-為替こうみる:不自然なドル売り・ユーロ買いは反転へ=みずほ証 山本氏

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[東京 28日 ロイター] -

<みずほ証券 チーフ為替ストラテジスト 山本雅文氏>

米ジャクソンホールでの経済シンポジウムで米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は金融政策への言及を避けた。それでも米金利とドルは下落した。後講釈とすれば、事前にタカ派期待があって、それが剥落したということかもしれない。

ただ、米国のインフレ低迷を考えれば、事前の織り込みが進んでいたとは考えにくい。むしろ、ドル安や米金利低下、米社債スプレッドの縮小といった金融環境の緩和状態は、米国の年内追加利上げを後押しする材料になる。

トランプ大統領が税制改革に焦点を絞って遊説する予定となっている。年内に議論がまとまるとは市場ではまだほとんど織り込まれていない。それだけに、機運が高まればドル買いにつながるだろう。

一方のユーロは、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が忍耐強く大規模な金融緩和継続の姿勢を示したにもかかわらず、ユーロ高けん制がなかったとして買われた。

ユーロは、世界最大の経常黒字を抱えて、景気も良く、デフレリスクもない。実質実効相場でみても割高とはいえない。表立ってユーロ高けん制をすれば、保護主義的との国際的な批判を受けかねない。こうした事情が、投機筋のユーロの買い仕掛けを促している面もあるだろう。

ECBは、金融政策を通じて、間接的にユーロ安を促す可能性がある。年末に期限を迎える資産購入プログラムの来年からの扱いについて「秋に」協議するとしているが、購入額の減少を小幅にとどめて来年末までさらに延期するとなれば、市場の織り込みよりハト派寄りとなり、ユーロ買い機運は次第に弱まり得る。

ユーロ圏では依然、デフレギャップが大きく、インフレが低迷していることを考慮すれば、大規模緩和の継続は正当化されるだろう。   

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