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再送-為替こうみる:ユーロの割安感解消、通貨高のインフレ抑制も=バークレイズ証 門田氏
2017年9月1日 / 02:00 / 3ヶ月前

再送-為替こうみる:ユーロの割安感解消、通貨高のインフレ抑制も=バークレイズ証 門田氏

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[東京 1日 ロイター] -

<バークレイズ証券 シニア為替・債券ストラテジスト 門田真一郎氏>

ユーロが節目となる1.20ドルをつけて以降、上昇に一服感が出てきた。欧州中央銀行(ECB)による緩和縮小の思惑を背景にユーロは上昇してきたが、緩和縮小の議論を正当化するインフレの伸びが足踏みとなっているほか、ユーロ高自体がインフレを抑制する懸念もあり、ユーロの割安感はほぼ解消したといえる。

前日に発表されたユーロ圏8月消費者物価指数(HICP)速報値は、前年比1.5%プラスで市場予想を上回ったが、内訳をみると、非コア項目のエネルギーが全体を押し上げたことがわかる。コアHICPは同1.2%プラスで市場予想通りで、7月から変わらずだ。決して前向きな動きとはいえない。

コア項目では、非エネルギー工業製品とサービスが、いずれも7月と同程度の上昇にとどまっている。エネルギーの押し上げ効果は今後、剥落すると見込まれるほか、これまでのユーロ高が物価を押し下げるリスクが意識されやすくなってくる。

ユーロの名目為替実効レートは過去6カ月間で約9%上昇した。これは、今後1年間のHICPを0.3─0.5%程度、押し下げるとみられる。来年のユーロ圏HICPは、総合とコアともに1.2%プラス程度だろう。

ユーロの一段高は割高圏への突入を意味し、ECBとしても容認し難い水準といえるだろう。この先、ユーロが上昇するとしても、その動きは緩やかになるのではないか。

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