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再送-ECBこうみる:正常化への期待過剰、ユーロは高値警戒=みずほ銀 唐鎌氏
2017年9月8日 / 00:36 / 3ヶ月後

再送-ECBこうみる:正常化への期待過剰、ユーロは高値警戒=みずほ銀 唐鎌氏

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[東京 8日 ロイター] -

<みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト 唐鎌大輔氏>

拡大資産購入プログラム(APP)縮小に関する決定が10月会合で行われることも、ユーロ高に対するけん制が見られることも、全てが市場予想通りだった。APP縮小に関して、今回の会合で詳細な決定まで期待する向きもあったようだが、前回7月会合で議論すらされていなかったものが、一足飛びに今回議論着手となり、決定まで至るということは考えにくかった。

欧州中央銀行(ECB)から供給された情報のほとんどは想定の範囲内だったが、ユーロの反応だけは解せない。声明文もドラギ総裁の会見も、かなりはっきりとユーロ高に対する懸念が表明されており、真っ当に考えれば、この状態からユーロ買いを進めるのは相当勇気が必要だ。今回、物価見通しが引き下げされたが、その大部分はユーロ高に起因し、政策決定で考慮すべき要因だとされている。このような状況下、1.20─1.25ドルのレンジでは高値警戒感を持ちながらの取引を心掛けるべきだろう。

6月末以降の金融市場では、総じてECBの正常化プロセスへの期待が強まりすぎている印象が強い。声明文でも指摘されているように、利上げに着手できるのはAPPが縮小され、廃止まで至った後であり、それは最速でも恐らく2019年以降だろう。ECBがユーロ高を嫌気していることを考慮しても、過去数カ月のユーロ買いは過剰といわざるを得ない。

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