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再送-為替こうみる:ECB驚きなし、ユーロ1.10─1.20ドルにレンジ上方シフト=みずほ銀 唐鎌氏
2017年10月27日 / 01:42 / 22日後

再送-為替こうみる:ECB驚きなし、ユーロ1.10─1.20ドルにレンジ上方シフト=みずほ銀 唐鎌氏

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[東京 27日 ロイター] -

<みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト 唐鎌大輔氏>

欧州中央銀行(ECB)理事会は驚きのない結果だった。各加盟国で極右の台頭が再興しつつある中イタリア総選挙は脅威であり、来年5月までに実施されることを考えれば、延長期間は6カ月ではなく、9カ月というのはみえていた。6カ月にしてしまうと、3月か4月の理事会で再び延長可否を議論しなければならず、政治日程的に微妙なタイミングとなったからだ。

ドラギ総裁はテーパリングの定義についてこれまで何度も説明しているが、市場にうまく伝わっていない面がある。2016年12月に資産買い入れを800億ユーロから600億ユーロに減額した際、ゼロに向かって減少させていくことをテーパリングと呼ぶのであり一過性の縮小とは区別が必要、としていた。それを踏まえれば、今回も一過性の縮小であり、テーパリングではないことになる。

ドラギ総裁が6月にポルトガルのシントラでスピーチを行ってから市場でテーパリングを当て込んだユーロ買いが進んできた経緯もあり、今回の政策発表後にユーロ売りが優勢となったのだろう。

そうはいっても、金融政策の正常化に踏み出したこと自体は事実であり、ユーロのレンジが昨年までの1.05─1.15ドルから1.10─1.20ドルへシフトしたという大局観は持っておいても良いだろう。1.20─1.30ドルへシフトするには、マイナス金利解除の可能性まで視野に入らなければならない。

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