December 20, 2017 / 10:29 AM / a year ago

UPDATE 1-英中銀、EU離脱後も欧州銀行に従来通りの事業認める方針=BBC

(内容を追加しました)

[ロンドン 20日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀、BOE)は20日、英国の欧州連合(EU)離脱後も、EU加盟国の銀行が英国内で従来通り事業を継続することを認める方針を発表する。BBCが報じた。

当初の記事では、離脱交渉で協定が結ばれなかった場合でも方針は変わらないとの記述があったが、この部分は後に削除された。

報道によると、法人向け金融サービスを提供する欧州の銀行は、英国内の支店を子会社に変更することなく事業を継続できるようになる。

英中銀はコメントを拒否した。中銀は1300GMT(日本時間午後10時)に、海外の銀行、保険会社、決済業者に対する将来の監督方針を公開する予定。

銀行や金融団体は、英EU離脱後も英国で業務継続を望む欧州の銀行について、顧客離れや市場混乱を防ぐために、英中銀に対し迅速に免許を承認するよう求めていた。

英国にとって金融サービス業界は、年間700億ポンド以上の税金を収める、単体として最大のセクターだ。業界幹部によると、外銀が国外へ移転すれば、金融街シティーの骨組みは弱体化を始める危険があるという。

EUは、主にロンドンで決済されているユーロ建て金融派生商品の決済について、最終的に英国の離脱後はユーロ圏で行わなければならないとしていた。

英国は、欧州銀のロンドン支店に対し本国による規制を認める代わりに、ユーロの決済を英国で引き続き行えるようユーロ圏に求めるとみられる。

デジタル・文化・メディア・スポーツ省閣外大臣(デジタル担当)のマット・ハンコック氏はBBCに対し「いま極めて重要なことは、EU内の銀行に対し、現状と変わらずに営業ができると保証することだ」と言明。EU加盟国内で金融業の免許を相互利用できる「金融パスポート」を、英国の銀行は保持できるかとの質問には「良い交渉結果を得られる自信がある」と述べた。

BBCはある政府関係者や業界筋の話として、彼らが決定を支持していると報じた。

ロンドンで営業する100以上の銀行は、EU内に本店を置く銀行の支店。現在はEUの「パスポート」制度下で営業しているが、この制度は2019年3月の英国離脱(ブレグジット)後に失効する見通しとなっている。

BOEは以前、これらの支店がブレグジット後に英国で営業するための免許を再申請する必要があるかどうか、もしくは支店を子会社に転換しなければならないかを年内に連絡すると説明していた。ボストン・コンサルティング・グループは、後者の場合、銀行の負担は最大400億ユーロに達すると試算した。

支店の子会社への転換は、現地の資本バッファーやキャッシュを増やす必要があることを意味する。さらに、BOEの直接監督下に入ることになる。

BOEはすでに、英国内顧客の預金を一定以上保有するEU内リテールバンクは、子会社に転換する必要があるとしていた。

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