January 5, 2018 / 3:36 AM / 9 months ago

再送-為替こうみる:原油高を背景とするユーロ買いは持続せず=みずほ証 山本氏

(検索コードを修正しました)

[東京 5日 ロイター] -

<みずほ証券 チーフ為替ストラテジスト 山本雅文氏>

最近のユーロ高について、足元ではユーロ圏の景気の強いことと、原油高のため、懸念されてきたインフレ率の鈍化が起こらない可能性が意識されていることが背景となっている。

欧州中央銀行(ECB)は9月までに資産購入を終了させる見通しだが、原油高により終了時期を前倒しするとの憶測も出ている。こうした思惑がユーロ買いの後ろ盾になっている。

きょうは、ユーロ圏12月HICPが発表される。ユーロ圏に先立って昨年末に発表されたドイツの12月HICPは前年同月比1.6%増と市場予想を上回った。ユーロ圏も予想を上回る余地がある。そうなれば、ECBが早期の金融緩和解除に動くとの期待を一段と強め、ユーロの続伸につながるとみている。

原油高が金融政策のスタンスに与える影響は米国とユーロ圏で異なる。

米国では、FRBがエネルギーを含まないコアPCEデフレーターを重要視する一方で、ECBはエネルギーを含む総合HICPに重きを置いている。

為替相場の観点からは、原油高は短期的にドル安/ユーロ高圧力を醸成しやすいが、中長期的にみれば、ユーロ高は輸入価格の上昇を抑制してインフレを鈍化させ、輸出鈍化を通じて景気の下押し要因となり得る。以上から、原油高を背景としたユーロ高は長続きしないとみている。

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