February 16, 2018 / 3:07 AM / 3 months ago

UPDATE 1-時期尚早の出口戦略の表明、市場のかく乱要因になる恐れ=黒田日銀総裁

((情報を追加し、再構成しました))

[東京 16日 ロイター] - 黒田東彦日銀総裁は16日午前、衆院財務金融委員会での質疑で、時期尚早の出口戦略の表明は、市場に対しかく乱要因になる恐れがあるとの見解を示した。末松義規委員(立憲)の質問に答えた。

国債買い入れの出口の時期はいつになるのか、との質問に対し、黒田総裁は10年国債の利回りをゼロ%程度にするという政策目標を達成するため、国債買い入れを実施していると説明。そのうえで物価の動きは弱めの動きで小幅のプラスにとどまっているとし「国債買い入れの出口のタイミングや対応を示す局面にいたっておらず、市場に対しかく乱要因になる恐れがある」と語った。

その一方、黒田総裁は「強力な緩和効果もあって、持続的に物価が下落するという意味でのデフレではない状況になっている」とし「2%の物価目標への道筋を着実に歩んでいる」と語った。

日銀の上場投資信託(ETF)購入に関する質問に対しては、ETFの買い入れが「引き続き必要な措置」であると指摘。

売却したことがあるのかとの質問には「ETFを売ったことはない」と述べた。

さらに2017年9月末時点で、日銀のETF含み益が4.3兆円あり、株価が下落しても直ちに日銀決算への影響はないとの見解を示した。 

また、青山大人委員(希望)の質問に対し、黒田総裁は「2%の物価目標達成が何より重要、強力な金融緩和を粘り強く進める」との考えを示した。 (田巻一彦)

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