June 19, 2018 / 12:42 AM / 6 months ago

UPDATE 2-トランプ米大統領、2000億ドル規模の中国製品に追加関税課すと警告

* トランプ米大統領、2000億ドル規模の中国製品に10%の追加関税を課すと警告

* 中国の報復関税への対抗措置

* 品目リストの公表時期は未定

* 中国による同規模の報復は不可能との見方、米企業に照準か (情報を追加しました)

[ワシントン 18日 ロイター] - トランプ米大統領は18日、2000億ドル規模の中国製品に対し、10%の追加関税を課すと警告した。貿易を巡る米中の対立が一段と深まった。

トランプ氏は声明で新たな関税の対象になる中国製品の特定を米通商代表部(USTR)に指示したことを明らかにした。

500億ドル相当の米国製品に対する中国の報復関税への対抗措置だとし、「中国が慣行の是正を拒否し、最近発表した追加関税措置の実施に固執した場合、法的手続き完了後にこれらの関税は発効する」と述べた。

また「中国は、米国の知的財産権や技術に関連した不当な慣行を是正する意思がないようだ。こうした慣行を是正するどころか、何も悪いことをしていない米国の企業や労働者、農家を脅かしている」と非難。中国が米国の新たな措置に対して再び関税を引き上げれば、「米国はさらに2000億ドル規模の中国製品について追加関税を求めることで対抗する」と言明した。

ライトハイザーUSTR代表は声明で追加関税の準備を進めているとし、前回と同様の法的手続きを取ると表明したが、品目リストの公表時期は明らかにしなかった。初回の対中関税はパブリックコメント(意見公募)や公聴会を経て修正が加えられた。

中国の産業政策や市場開放、3750億ドルに上る対米貿易黒字などの問題について米中は交渉してきたが解決に至らず、トランプ氏は15日、500億ドル相当の中国製品に25%の輸入関税をかけると発表した。これを受けて中国も直ちに対抗措置を取る方針を示した。

トランプ氏は4月上旬、中国の報復関税に反発して1000億ドル規模の追加関税を検討するようUSTRに指示していたが、USTRの報道官は今回の2000億ドル規模の関税はこれに代わるものと説明した。

トランプ氏は中国の習近平国家主席とは「すばらしい関係」を維持し「今後も多くの課題に共に取り組む」としながらも、「米国はこれ以上、中国や他の国につけ込まれることはない」と強調した。

米シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)の中国専門家デレク・シザーズ氏は、中国が打ち出す報復措置について、昨年の米製品の輸入は1300億ドルにとどまるため関税をかけられる輸入品が少ないと指摘し、代わりに中国で事業を展開する米企業をターゲットにする公算が大きいと分析した。

またトランプ政権が関税リストを公表しても中国は産業政策を変更する可能性は低いと指摘。「中国が政策を撤回するのは米国の措置が大規模で長期に及び、資本流入に悪影響が及ぶ場合のみだ」との見方を示した。

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