(表を更新しました) [ニューヨーク 2日 ロイター] - 30年債(指標銘柄) 17時05分 102*19.00 2.9929% 前営業日終値 102*24.00 2.9850% 10年債(指標銘柄) 17時05分 100*01.00 2.8711% 前営業日終値 100*06.50 2.8510% 5年債(指標銘柄) 17時05分 99*12.50 2.7565% 前営業日終値 99*16.25 2.7310% 2年債(指標銘柄) 16時39分 99*28.75 2.5526% 前営業日終値 99*30.25 2.5280% 清算値 前日終値 コード Tボンド先物9月限 144*24.00 145*00.00 Tノート先物9月限 120*02.50 120*06.00 米金融・債券市場では、長短金利差が前週末に付けた約10年ぶり の低水準近辺を維持した。貿易戦争により世界的に物価上昇と企業活動 が鈍化するのではないかとの懸念を背景に、短期債よりも長期債を選好 する動きが出ていることが背景。 この日は朝方発表の米ISM製造業景気指数、および米建設支出が 堅調だったことで、米国債利回りは上向いた。ドイツのメルケル首相率 いる連立政権を巡る懸念が出ていることも安全資産としての米国債の需 要を高める結果となっている。 終盤の取引で10年債利回りは1ベーシスポイント( bp)上昇の2.862%。 5年債と30年債の利回り格差は23.8bp。前 営業日は22.8bpと、2007年7月以来の水準に縮小していた。 ただこの日は4日の米独立記念日を前に商いは薄かった。米債券市 場は3日は午後2時までの短縮取引、4日は休場となる。 通商問題を巡っては、欧州連合(EU)が、米国が自動車・部品へ の関税を導入すれば米国の自動車業界が阻害を受けるとし、貿易相手国 による対抗措置は最大2940億ドルの米輸出に影響する可能性がある と警告。 ナットウエストマーケッツ(コネチカット州)のマクロストラテジ スト、ブライアン・ダインジャーフィールド氏は「広範な国に自動車関 税を導入するとの考えは市場で大きく注目されており、特に消費者への 影響に焦点が集まっている」としている。 <ドル・スワップ・スプレッド> Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 25.50 -0.75 U.S. 3-year dollar swap spread 23.25 -0.25 U.S. 5-year dollar swap spread 15.00 0.00 U.S. 10-year dollar swap spread 7.50 0.25 U.S. 30-year dollar swap spread -5.50 0.75 (ーからご覧ください)