July 9, 2018 / 4:14 PM / 4 months ago

UPDATE 1-英EU離脱、ユーロ圏経済阻害の恐れ=オーストリア中銀総裁

(情報を追加しました)

[チューリヒ 9日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中央銀行総裁は9日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)によりユーロ圏の経済成長が阻害される恐れがあるとの考えを示した。

英国ではこの日、首相府がメイ首相がジョンソン外相の辞表を受理したと発表。前日にはデービスEU離脱担当相の辞任が明らかになっている。

ノボトニー総裁はジョンソン外相の辞任が明らかになる前に、チューリヒで開催されたセミナーで、ブレグジットは主に英国にとってのリスクだが、ユーロ圏にとってもリスクと不確実性の根源となる可能性があると指摘。ECBはブレクジットをユーロ圏の経済成長に対する3大リスクの1つと位置づけており、離脱交渉による影響を注視していると述べた。

ECBはユーロ圏の経済成長率は2018年は2.1%、19年は1.9%、20年は1.7%になると予想。ただノボトニー総裁は、「こうした低成長は必ずしも良い時代が終わったことを示しているわけではない」と指摘。「ユーロ圏経済は頂点に達し、潜在成長率での成長が可能になることを意味している」と述べた。

ECBは6月の理事会で量的緩和を年内に終了する方針を決定。ただ、金利は少なくとも来年夏にかけて現行水準にとどまるとの姿勢を姿勢を示した。

ノボトニー氏は、ドラギECB総裁は利上げ時期を巡り早まった判断は行わなわず、様子を見ながら行うと述べたと指摘。ECBの「少なくとも2019年の夏にかけて」との文言については、「このフォワードガイダンスは、ここで示されている時期より前に何の変更も決定されないことを示している」と述べた。

ECBが今月の理事会で債券買い入れ策の年内の終了を正式に決定すると想定することに「それほど大きなリスクはない」と指摘。ただECBは拡張的なスタンスの終了に向け慎重に行動し、インフレ率が6月に目標を上回ったことを受け、ECBは政策運営にあたりインフレの中期トレンドを注視していくと述べた。

ノボトニー氏の発言を受け、ユーロはドルとスイスフランに対して値を上げた。

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