August 13, 2018 / 3:53 AM / 2 months ago

再送-新興国リスクこうみる:市場の反応は過剰、投機筋が「アキレス腱」突く=大和証 石黒氏

(検索コードを修正しました)

[東京 13日 ロイター] -

<大和証券 シニアストラテジスト 石黒英之氏>

リーマン・ショック以降、新興国はドル建て債務を積み上げてきた。ドル高・新興国通貨安となると、ドル建て債務が雪だるま式に膨らむ。ファンダメンタルズからいえば新興国は悪い状況ではないが、『アキレス腱』を投機筋に突かれている印象だ。

市場の反応も過剰だ。トルコ向け債権を最も多く抱えているとされるスペインであっても、総与信額に占めるトルコの割合は4%台にすぎない。トルコリラ安で市場が不安定化し、欧州の金融システムにつながるというのは、行き過ぎた見方といえる。

もっとも、通貨安が進行しても利上げをしない状況を、トルコのエルドアン大統領は作り上げており、ある意味でトルコは「狙われやすい国」となっている。トルコ当局の政策を催促する相場になりつつあるとみることもできる。

今年はヘッジファンドのパフォーマンスが非常に悪い。ヘッジファンドからみれば今の局面はパフォーマンスを挽回する大きなチャンス。マーケットの動きも需給主導の側面が大きい。

市場沈静化に向けた措置など、トルコ当局が行動計画を示せば、いったんは巻き戻しが起きやすい。ただ計画が実効性を持たない計画だと受け止められれば、再び仕掛けられる形となるだろう。

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