[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標 16時18分 92*29.50 3.3782% <US30YT=RR 銘柄) > 前営業日終 93*02.50 3.3690% 値 10年債(指標 16時16分 97*10.50 3.1931% <US10YT=RR 銘柄) > 前営業日終 97*06.50 3.2080% 値 5年債(指標銘 16時16分 99*10.00 3.0249% 柄) 前営業日終 99*05.25 3.0570% 値 2年債(指標銘 16時11分 99*25.50 2.8565% 柄) 前営業日終 99*23.50 2.8890% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物12 137*08.00 137*23.00 月限 Tノート先物12 117*24.00 117*26.00 月限 米金融・債券市場は長期債利回りが上昇した。堅調な経済指標を受け、向こう1年に わたって米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げが続くとの見方が強まった。 米労働省が10日発表した9月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス )は前月比0.2%上昇し、8月の予想外の落ち込みから持ち直した。食品とエネルギー 、貿易サービスを除いた主要指数のコア物価は前月比0.4%上昇し、1月以来の大幅な 伸びとなった。 USバンク・ウェルス・マネジメントの債券調査部門責任者、ビル・マーズ氏は、市 場がしばらくFRBの利上げを過小評価してきたとし、「先週は価格に大きな修正があっ たが、ギャップはなお調整される必要がある。FRBが利上げ方針を弱めるより市場がキ ャッチアップを続ける公算が強い」と述べた。 一方、米財務省はこの日、360億ドルの3年債入札と230億ドルの10年債入札 を実施。3年債入札は最高落札利回りが2.989%と2007年5月以来の高水準で、 応札倍率は2.56倍と7月以来の低水準となった。10年債入札は最高落札利回りが3 .225%と11年5月以来の高水準で、応札倍率は2.39倍と2月以来の低水準とな った。 午後の取引で、米10年債利回り は3.221%、前日終盤の3.20 8%から上昇した。同利回りは前週、3.07%から3.22%に上昇していた。 ICONアドバイザーズの債券ポートフォリオマネジャー、ジェリー・ポール氏は、 「おそらく、新たな取引レンジは3.25─3.50%だろう。ただ、上昇は鈍化すると みている」と述べた。 米30年債利回り も3.394%に上昇。前日終盤は3.369%だっ た。 米3年債利回りは入札後、2.976%に低下。前日は2.982%だっ た。 <ドル・スワップ・スプレッド> DOLLAR SWAP SPREADS Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 18.25 0.25 U.S. 3-year dollar swap spread 16.50 0.25 U.S. 5-year dollar swap spread 12.25 0.00 U.S. 10-year dollar swap spread 4.25 -0.25 U.S. 30-year dollar swap spread -10.75 -0.75 (い)
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