November 9, 2018 / 4:40 AM / 6 days ago

再送-為替こうみる:FOMCは不透明な先行きより、目先の強さに執着=三井住友銀 宇野氏

(検索コードを修正して再送します)

[東京 9日 ロイター] -

<三井住友銀行 チーフストラテジスト 宇野大介氏>

今回のFOMC声明文はほぼ強気一色となった。

経済活動は「力強い」ペースで伸び、労働市場と家計支出は「力強い」伸びを続けたと指摘。設備投資の伸びは足元で鈍化しているものの、失業率は低下し、インフレはFRBが目標とする2%近辺で安定しているとし、経済は総じてバラ色との認識を示した。

背景には、米国の中間選挙で「ねじれ議会」が出現したことで、財政政策の積み増しの懸念が後退し、景気見通しに対するノイズが消えた安心感があるのかもしれない。

ここまで強気であるならぱ、12月を待たずして利上げに踏み切っても良さそうなものだが、そうはならないのは、足元までの景況感と先行きの判断の間に乖離があるためだとみている。

9月のFOMCで示されたメンバーの実質GDP成長率見通しは、今年3.1%、来年2.5%、再来年2.0%。今後は、財政政策のプラス寄与の剥落と循環的な景気の陰りが相まって、成長率は低下していくとの見立てをFRBは持っている。

近視眼的な判断をすれば、今回披露された「力強い」との景気判断は、先行きの引き締め継続を示唆すると捉えうる。

しかし、より重要なのは、景気のフェーズが変化するであろう来年半ばに向けて、FRBのスタンスがどのように変化するか吟味することだと考えている。

景気そして金融市場にとって、来年こそが正念場となりそうだ。

為替相場については、今後もドル高局面があると予想するが、それは必ずしも中長期的なトレンドやポジショニングを正当化するものではないとみている。

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