* 第3四半期の米非農業部門労働生産性改定値は+2.3%=労働省(予想:+2.3%)
* 第3四半期の米単位労働コスト改定値は+0.9%=労働省(予想:+1.1%) (内容を追加します。)
[ワシントン 6日 ロイター] - 米労働省が発表した第3・四半期の非農業部門の労働生産性(改定値)統計で、単位労働コスト改定値が年率換算で前期比0.9%増と、速報値の1.2%増から下方改定された。
市場予想の●1.1%増も下回り、賃金が緩やかな伸びにとどまっている可能性を示唆した。
第2・四半期の単位労働コストも2.8%減(下方改定)と、2014年第2・四半期以来の大幅な落ち込みとなっており、賃金が大きく上昇する公算は小さい見通し。
第3・四半期の時間当たり報酬も3.1%増と、速報の3.5%増から下方改定された。
労働生産性は2.3%増で、速報の2.2%増から上方改定された。前四半期は3%増だった。