May 14, 2019 / 6:35 AM / 8 days ago

UPDATE 1-街角景気4月は改善、大型連休や改元へ期待感 先行き「節約」懸念

(内容を加えました)

[東京 14日 ロイター] - 内閣府が14日に発表した4月の景気ウオッチャー調査では、景気の現状判断DIが45.3となり、前月比0.5ポイント上昇した。上昇は2カ月ぶり。ただ、横ばいを示す50の水準は16カ月連続で下回った。改元への期待感やゴールデンウィーク関連の旅行消費の盛り上がりなどが聞かれた。一方、先行きでは、連休後の節約を懸念する向きもいた。

企業動向関連、中でも製造業の改善が目立った。「連休に備えるための注文が例年以上に多い」(東北・食料品製造業)、「改元への期待やイベントなどに伴う経費の支出、販促での臨時の投資が増えている」(近畿・広告代理店)など、大型連休と改元による効果を指摘する声があった。また、米中貿易摩擦に対する懸念が後退した時期だったことも、製造業の改善に寄与したとみられる。

家計動向関連では、「ゴールデンウィークが長期にわたることで、旅行時期の分散化が進み、間際需要が増えてきている」(近畿・旅行代理店)、「新元号に関連した商戦、ゴールデンウィークなど消費が活発になるきっかけがあったことから、景気はやや良くなっている」(北海道・スーパー)など、改元や大型連休による消費の活性化を指摘する声が出ていた。一方で「客の財布のひもが固い」(北関東・一般小売店)など、慎重な声も根強い。

雇用関連では、「一部の電機、部品メーカーから採用抑制の意向が出てきている」(南関東・民間職業紹介機関)など、米中貿易摩擦が生産減につながり、採用抑制に動いているとの指摘があった。

2─3カ月先を見る先行き判断DIは48.4で、前月比0.2ポイント低下。3カ月連続の低下となった。「10連休でそれなりの出費が発生し、連休後は節約するため、消費が落ち込むと考えられる」(北陸・スーパー)との懸念が示されている。

内閣府は、景気ウオッチャー調査の判断の表現を「このところ回復に弱さがみられる」で据え置いた。

*内閣府の発表資料は以下のURLでご覧になれます。 here

清水律子

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