(表のレートを更新しました) [ニューヨーク 22日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標銘 17時05分 101*12.00 2.8068% 柄) 前営業日終 100*21.50 2.8420% 値 10年債(指標銘 17時05分 99*30.50 2.3803% 柄) 前営業日終 99*17.50 2.4260% 値 5年債(指標銘柄 17時05分 100*10.50 2.1794% ) 前営業日終 100*03.25 2.2280% 値 2年債(指標銘柄 17時05分 100*01.38 2.2268% ) 前営業日終 99*31.50 2.2580% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物6月限 149*23.00 149*06.00 Tノート先物6月限 124*14.00 124*04.50 米金融・債券市場では国債利回りが低下。トランプ政権が中国の監 視カメラ企業に対する米製品の禁輸措置を検討していると報じられたこ とで、米中貿易摩擦への懸念が強まった。 21日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、米政権が中国の監視カ メラ大手、杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)への 禁輸措置を検討していると報道。ブルームバーグも米政府がハイクビジ ョンや同業の浙江大華技術(ダーファ・テクノロジー)な ど数社への禁輸措置を検討中と報じた。 加えて、ブレグジット(英国の欧州連合離脱)を巡る動向も利回り の下押しにつながった。 キャピタル・エコノミクスの主任市場エコノミスト、ジョン・ヒギ ンズ氏は「米中摩擦については、中国側が報復措置として保有する米国 債を処分売りに出すとの見方もあるが、それで国債相場が一時的に下落 したとしても、貿易摩擦の激化に伴い最終的には値上がりに転じると予 想される」と述べた。 ブレグジットを巡っては、メイ首相が21日、離脱の是非を問う国 民投票の再実施について議会に諮るなど、労働党に配慮した項目を盛り 込んだ新たな離脱協定案を提示した。首相は労働党のコービン党首に宛 てた21日付の書簡で、新提案について「私はブレグジットを実現する ために妥協する用意があることを示した」と説明。「この案がその最後 のチャンスだ」とし、労働党にも歩み寄りを求めた。[nL4 N22Y1Q1] 10年債利回りは2.39%と、前日の2.426% から低下。30年債利回りは2.815%と、前日の2. 842%から低下した。2年債利回りは2.228%と、前 日の2.258%から低下。 米連邦準備理事会(FRB)が公表した4月30─5月1日の連邦 公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、金融政策を巡る現行の忍耐 強い姿勢は「当面」維持可能との見方でメンバーらが一致していたこと が分かった。また会合ではバランスシートの構成などについても突っ込 んだ議論が行われた。 議事要旨の内容は想定内と受け止められた。ある市場関係者は米中 貿易摩擦の激化が継続した場合、FRBは見通しを変更してくる可能性 があると指摘した。 <ドル・スワップ・スプレッド> Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 5.50 0.25 U.S. 3-year dollar swap spread 4.25 0.50 U.S. 5-year dollar swap spread 1.00 0.50 U.S. 10-year dollar swap spread -4.75 0.25 U.S. 30-year dollar swap spread -28.00 0.00 (ーからご覧ください)
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