June 11, 2019 / 2:08 PM / 2 months ago

UPDATE 2-米コア卸売物価、5月は2カ月連続+0.4%、物価の軟調局面一時的か

* 5月の米卸売物価指数(最終需要)は前月比+0.1%=労働省(予想:+0.1%)

* 5月の米卸売物価コア指数(最終需要、除く食品・エネルギー)は前年比+2.3%=労働省(予想:+2.3%)

* 5月の米卸売物価指数(最終需要)は前年比+1.8%=労働省(予想:+2.0%)

* 5月の米卸売物価コア指数(最終需要、除く食品・エネルギー・貿易サービス)は前年比+2.3%=労働省

* 5月の米卸売物価コア指数(最終需要、除く食品・エネルギー)は前月比+0.2%=労働省(予想:+0.2%)

* 5月の米卸売物価コア指数(最終需要、除く食品・エネルギー・貿易サービス)は前月比+0.4%=労働省 (内容を追加しました)

[ワシントン 11日 ロイター] - 米労働省が11日発表した5月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は、食品とエネルギー、貿易サービスを除いたコア指数が前月比0.4%上昇し、前月と同じ伸びとなった。宿泊費を含む幅広いサービスが値上がりし、基調的な物価圧力が高まっていることを示唆した。

前年同月比では2.3%上昇した。前月は2.2%上昇だった。

今回の統計は「インフレ低下の兆候をまったく示していない」(RDQエコノミクス)ことから、最近の軟調な物価が一時的との米連邦準備理事会(FRB)の見方を裏付ける根拠となりそうだ。

FRBは来週18ー19日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。市場は貿易摩擦の高まりや雇用の減速などを背景にFRBが年内少なくとも2回利下げすると予想している。

5月はエネルギーや食品が値下がりし、サービスの値上がりを一部相殺した。PPIの総合指数は前月比0.1%上昇にとどまった。前月は0.2%上昇だった。5月の前年同月比は1.8%上昇と前月の2.2%上昇から減速した。市場予想は前月比が0.1%上昇、前年同月比が2.0%上昇だった。

コア指数が安定的に伸びていることは、物価指標の弱含みが一時的であるとの米連邦準備理事会(FRB)の見方を後押しするだろう。FRBが物価の目安としているコア個人消費支出(PCE)価格指数は4月に前年同月比1.6%上昇した。3月は1.5%上昇していた。

貿易摩擦の高まりと米経済の成長鈍化、5月における就業者数の伸びの急減速を受け、市場はFRBによる年末までの利下げを最低2回織り込んでいる。パウエルFRB議長は前週、貿易摩擦が景気に与える影響を注視しており「景気拡大を維持するために適切に行動する」と述べた。ただ18─19日の連邦公開市場委員会(FOMC)では金利を据え置くとの見方が大勢だ。

5月のPPIの内訳は、エネルギーが1.0%下落。前月は1.8%上昇していた。モノは0.2%下落。前月は0.3%上昇していた。食品は0.3%下落した。モノから食品とエネルギーを除いたコア物価は2カ月連続で横ばいだった。

一方、宿泊は10.1%上昇し、2009年4月以来の大幅な伸びだった。サービスの値上がり要因の80%近くを占めた。サービスは0.3%上昇した。前月は0.1%上昇していた。医療サービスは0.2%上昇。前月は0.3%上昇していた。医療費はコアPCE物価指数の算出に組み込まれる。旅客輸送と資産運用管理も値を上げた。

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