[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標 17時05分 105*31.50 2.5862% <US30YT=RR 銘柄) > 前営業日終 107*08.50 2.5270% 値 10年債(指標 17時05分 102*26.00 2.0591% <US10YT=RR 銘柄) > 前営業日終 103*11.00 2.0010% 値 5年債(指標銘 17時05分 100*30.50 1.7972% 柄) 前営業日終 101*07.50 1.7380% 値 2年債(指標銘 17時05分 100*21.38 1.7719% 柄) 前営業日終 100*24.13 1.7280% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物9 154*19.00 155*23.00 月限 Tノート先物9 127*16.50 128*02.00 月限 米金融・債券市場は、国債価格が大幅に下落(利回りは上昇)した。米連邦準備理事 会(FRB)が年内の利下げを示唆したことを受け、利回りはこの2日で数年ぶり水準に 低下したが、利益確定の売りが出た。 前日は米10年債利回りが約2年半ぶりに2%を下回って低下。30年債利回りも2 016年10月以来、2年債利回りも17年11月以来の水準まで低下した。 バンク・オブ・ザ・ウエストの首席エコノミスト、スコット・アンダーソン氏は、ト ランプ米大統領がFRBに利下げ圧力を強めているが、早ければ来月の「パニック的な利 下げ」を求める声は今のところ小さいと指摘。「今後30日で米経済が軌道から外れる深 刻な事態に陥ったりしなければ、積極的な利下げの論拠は疑わしいだろう」と述べた。 ただ市場では引き続き、利下げが実施されるとの見方が強い。 米連邦準備理事会(FRB)は18─19日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC )でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.25─2.50%に据え置くこと を決定。ただ不確実性の増大などに対応するため年内に最大0.5%ポイントの利下げが 実施される可能性があることも示唆した。ただ、フェデラルファンド(FF)金利の誘導 目標はなお、年内2.25─2.50%にとどまると予想した。 午後の取引で10年債利回り は2.064%と、前日終盤の2.00% から上昇。30年債利回り は2.527%から2.591%に上げた。2年 債利回りは1.728%から1.778%に上昇した。 来週は入札が注目される。米財務省は2年債、5年債、7年債など計1130億ドル に加え、2年物変動利付債180億ドルの入札を行う。 <ドル・スワップ・スプレッド> DOLLAR SWAP SPREADS Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 1.50 -1.25 U.S. 3-year dollar swap spread 0.50 -1.00 U.S. 5-year dollar swap spread -2.50 -0.50 U.S. 10-year dollar swap spread -7.00 -0.25 U.S. 30-year dollar swap spread -34.00 -0.75 (い)
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