June 26, 2019 / 2:47 PM / 20 days ago

UPDATE 2-米耐久財コア受注、5月0.4%増 出荷も増える

* 5月の米耐久財受注、前月比-1.3%(予想:-0.1%)=商務省

* 5月の米耐久財受注、航空機除く非国防資本財は前月比+0.4%(予想:+0.1%)=商務省

* 5月の米耐久財受注、国防関連を除くベースで前月比-0.6%=商務省

* 5月の米耐久財受注、輸送機器を除くベースで前月比+0.3%(予想:+0.1%)=商務省 (内容を追加しました)

[ワシントン 26日 ロイター] - 米商務省が26日発表した5月の耐久財受注統計は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比0.4%増と、市場予想の0.1%増を上回った。機械やコンピューター・電子製品の受注が全体水準を押し上げた。

4月は1.0%減少していた。

5月の前年同月比は2.3%増。

国内総生産(GDP)の設備投資の算出に用いられるコア資本財の出荷は前月比0.7%増だった。4月は当初発表の横ばいから0.4%増へ改定された。設備投資は第1・四半期に3年ぶりに縮小した。米中貿易摩擦によって景況感が悪化しており、投資に影響している。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は先週、設備投資の弱含みを認めた上、多くの政策当局者が「経済情勢が好ましくない展開となるリスクが高まったと判断する材料として、投資の動向と景況感の弱含みを指摘した」と語った。

米中貿易摩擦や緩慢な物価など経済へのリスクが高まっており、FRBは19日、早ければ7月にも利下げすることを示唆した。

あるエコノミストは「世界経済の減速や通商問題を巡る不透明感、在庫の積み上がりといった逆風が重なり、経済はさらに低迷する恐れがある」と述べた。

設備投資の弱さが製造業生産を抑制している。また、過剰在庫を背景に製造業受注が低迷しており、これも部門の重しとなっている。特に自動車産業では顕著だ。製造業は米経済の約12%を占める。

世界経済の鈍化に加え、米航空機大手ボーイングが問題になっている737MAX型機の生産を減らしていることも製造業の打撃だ。

耐久財受注の内訳は、機械が前月比0.7%増。コンピューター・電子製品は0.8%増だった。一次金属も増えた。一方、電機・家電は0.4%減少した。

全体の耐久財受注は1.3%減だった。前月は2.8%減少していた。耐久財はトースターから航空機まで3年以上使われるモノを指す。

輸送機器は5月に4.6%減少。前月は7.6%減だった。自動車・同部品は0.6%増と、前月の3.2%減から持ち直した。民間航空機は28.2%減った。

ボーイングのウェブサイトによると、5月は航空機受注がなかった。前月は4機だった。販売が好調だった737MAX型機は5カ月間で2回の墜落事故を起こし、3月に運航停止になった。ボーイングは同型機の生産を減らし納入をストップしている。

全体の耐久財の出荷は0.4%増だった。在庫は0.5%増えた。

あるエコノミストは「コア資本財受注は企業が完全に切り詰めているわけではないことを示しているが、それでも企業の設備投資は今四半期に縮小する見込みだ」とした。

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