[31日 ロイター] - 米通信用半導体大手クアルコムが31日発表した第3・四半期(4─6月)決算は売上高が市場予想を下回った。第4・四半期(7─9月)の業績見通しも予想に届かず、クアルコムの株価は引け後の取引で約6%下落した。
特別項目を除く売上高は49億ドルで、リフィニティブのまとめたアナリスト予想の50億8000万ドルを下回った。アップルとの特許侵害を巡る訴訟での和解に伴いアップから受け取る約46億ドルの支払いは含まれていない。
特別項目を除く1株利益は0.80ドルで、アナリスト予想の0.75ドルを上回った。
モデムチップの出荷個数は22%減の1億5600万個で、ファクトセットがまとめた予想の1億6010万個に届かなかった。
第4・四半期の総売上高見通しは43億─51億ドル、1株利益は0.65─0.75ドルとした。アナリスト予想はそれぞれ56億3000万ドル、1.08ドル。
※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」