August 1, 2019 / 12:59 AM / in 24 days

再送-FOMCこうみる:日欧中銀は安堵、通商交渉への飛び火警戒=日本総研 牧田氏

(牧田氏の肩書きを修正しました。)

[東京 1日 ロイター] -

<日本総研 理事 牧田健氏>

FOMCは景気に対する認識をほぼ変えず、世界経済とインフレ動向を考慮した保険的な利下げだと位置づけた。市場は予想を下回る指標が出ると、利下げ期待で株が買われるという異常な状態にあり、これを正常化しようとしたのだろうが、株価の下げが続くとファンダメンタルズそのものが崩れてしまうおそれもあり、注視が必要だ。

今後の利下げは経済指標次第となった。米国では在庫調整圧力がやや強まってきた面もあったが、投資に持ち直しの兆しが見えてきた。このまま下げ止まるようなら、9月は利下げ見送りがあり得る。一方、中国景気減速の影響で製造業がもたつくようなら、利下げがあってもおかしくない。

今回の決定を最も喜んでいるのはECBと日銀だろう。通貨高は回避したいが政策手段に限りがある中、FRBが利下げトーンを後退させたことで、「武器」を使わずに済むような状況になってきたためだ。

ただ、株が下がり続ければリスクオフの円高が進みやすくなるし、FRBが大幅利下げを実施しなかったことで、再選を狙うトランプ大統領が通商交渉に一段の圧力をかけてくる可能性も出てきた。そうなればドル安圧力が強まるリスクがある。

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