August 8, 2019 / 4:26 AM / 3 months ago

訂正-上海外為市場=人民元小幅高、基準値7元超えでも予想より元高

(英文の訂正により、本文の最後から2段落目の「2.4%元高」を「0.24%元高」に訂正します)

[上海 8日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は小幅に上昇。人民元の対ドル基準値が世界的な金融危機以降初めて1ドル=7元を超える元安水準に設定されたものの、市場予想と比べて元高方向となり、元の下落抑制に向けた当局のシグナルと受け止められた。

中国人民銀行(中央銀行)は8日、人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=7.0039元に設定。前日基準値(6.9996元)比43ポイントの元安で、2008年4月21日以来の元安水準。

国内市場の人民元のスポット相場は最近、米中貿易摩擦の激化に引き続き圧迫され、大幅下落していた。

オフショア人民元は8日、過去最安値を上回る水準で推移している。オンショア人民元は今週、心理的に重要な1ドル=7元を11年ぶりに突破し下落した。

ウエストパック(シンガポール)のアジア地域マクロ戦略責任者は「スポット相場が7元を超える元安水準を付けたことから、基準値が同水準になるのは時間の問題だった」と指摘した。

スポット市場の人民元は1ドル=7.0402元で始まった後、0224GMT(日本時間午前11時24分)時点では7.0485元と前日終値比111ポイントの元高。

オフショア人民元は7.0720元で、こちらも7日終値(7.0823元)から上昇している。

投資家は今週、人民元に関する当局のスタンスを見極めようと基準値に注目してきた。

アナリストは、8日の基準値は予想よりもかなり元高水準だったとし、当局は「カウンターシクリカル要素」を積極的に利用した可能性があると指摘している。

ある中国の銀行のトレーダーは「カウンターシクリカル要素の積極利用は、人民銀が元の持続的な下落を容認するのではなく、7元の呪いを解く意向であることを示している」と語った。

8日の基準値はロイターがまとめた市場予想(7.0205元)よりも0.24%元高(訂正)だった。

みずほ銀行(香港)のアジア通貨シニアストラテジストは、基準値は心理的に重要な水準が「レッドライン(譲れない一線)」ではないことを確認するものだと指摘した。

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