August 8, 2019 / 9:56 AM / in 14 days

UPDATE 1-フィリピン中銀、25bp利下げ 追加緩和を示唆

* フィリピン中銀、政策金利の翌日物リバースレポ金利を4.50%から4.25%に引き下げ

* 追加緩和の余地あり=中銀総裁

* 2019年と20年のインフレ率予想を引き下げ

* 第2・四半期GDPは前年比5.5%増、過去17四半期で最も低い成長率 (内容を追加しました。)

[マニラ 8日 ロイター] - フィリピン中央銀行は8日、政策金利の翌日物リバースレポ金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ4.25%とした。第2・四半期の国内総生産(GDP)が17四半期ぶりの低い伸びにとどまったことを背景に、景気下支えに向け追加緩和の可能性を示唆した。

利下げは今年2回目で、エコノミストの予想通りだった。

銀行の預金準備率は16%に据え置いた。預金準備率は7月に段階的に計200bp下げられた。

中銀のジョクノ総裁は会見で「インフレの見通しが穏やかなことから、世界経済成長鈍化に関連したリスクに対する予防的措置として追加利下げする余地がある」と述べた。

中銀は今年の平均インフレ率予想を2.6%、来年は2.9%とし、これまでの予想(2.7%、3%)から引き下げた。予想はいずれも、中銀の19年および20年の目標(2─4%)レンジ内におさまっている。

フィリピン統計局が8日に発表した第2・四半期のGDPは前年同期比5.5%増と、ロイターがまとめたアナリストの予想中央値(5.9%増)を下回った。伸びは第1・四半期の5.6%からも若干鈍化し、過去17四半期で最も低い成長率となった。

エコノミストは、フィリピンはなおアジアで有数の高成長国であるものの、米中貿易戦争などの下方リスクが高まる中で今年の成長率目標の達成が危うくなっており、一段の金融緩和が正当化されると指摘。インフレ鈍化で中銀は成長を支援することができるとして、年内に追加の利下げと預金準備率の引き下げを見込んでいる。

RCBCのエコノミスト、マイケル・リカフォート氏は、年内に25─50bpの利下げ、預金準備率の100bp引き下げを予想した。

7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.4%上昇と2年ぶりの低い伸び。今年これまでの平均上昇率は3.3%で、中銀の目標レンジ内にある。

利下げ決定を受けて通貨ペソは1ドル=52.04ペソに上昇した。(前日終値は52.32ペソ)

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