August 14, 2019 / 2:36 PM / 7 days ago

UPDATE 2-米輸入物価、7月は予想外に上昇 基調なお弱く

* 7月の米輸入物価は+0.2%(予想:変わらず)=労働省

* 7月の米輸出物価は+0.2%(予想:変わらず)=労働省 (内容を追加しました)

[ワシントン 14日 ロイター] - 米労働省が14日公表した7月の輸入物価指数は前月比0.2%上昇し、市場予想の横ばいを上回った。ただ基調としては弱いままであることから、輸入物価上昇圧力が抑制されていることを示唆した。

6月の輸入物価は当初発表の0.9%低下から1.1%低下に改定された。

7月の前年同月比は1.8%低下。前月は2.0%低下していた。

輸入物価は関税を含まない。

前月比の内訳は、燃料・潤滑油が1.8%上昇と、6月の7.3%低下からプラスへ転じた。石油製品は1.9%上昇。前月は7.0%低下していた。食品は0.5%下落し、3カ月連続で値下がりした。

燃油と食品を除くコア輸入物価は前月から横ばいだった。6月は0.2%低下していた。7月の前年同月比は1.5%低下だった。

資本財は0.1%低下。前月は0.2%低下していた。自動車・同部品は0.3%低下した。自動車を除く消費財は0.2%上昇。前月は横ばいだった。

中国からの輸入物価は0.1%低下した。前月は0.2%低下していた。7月の前年同月比は前月同様1.6%低下した。

輸出物価は0.2%上昇し、3カ月ぶりにプラスへ転じた。前年同月比は0.9%低下。前月は1.6%低下していた。

前月比の内訳は、農産物が0.4%上昇した。大豆やその他の家畜飼料、木の実、野菜が値上がりした。農産物は前年同月比で3.7%上昇し、2017年6月以来の大幅な伸びとなった。

農産物以外の輸出物価は0.2%上昇した。前月は1.0%低下していた。前年同月比は1.5%低下した。

前日発表された7月の消費者物価指数(CPI)は広範にわたる品目が値上がりしたが、この日の輸入物価統計は物価上昇圧力が緩やかなペースにとどまることを示唆する。通商摩擦による打撃を和らげるために米連邦準備理事会(FRB)がさらに利下げする材料となる可能性がある。

トランプ政権は前日、中国からのノートパソコンや携帯電話、ゲーム機など幅広い製品について、10%の追加関税の導入時期を当初予定の9月1日から12月中旬に延期した。年末のクリスマス商戦で米消費への影響を避けるためと説明した。

導入時期を延期しても先行き不透明感が残るとエコノミストは指摘。米経済の拡大は過去最長期間続いているが、貿易摩擦による打撃が懸念される中でFRBは先月、08年以来初めて政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げた。

ムーディーズ・アナリティクスのシニアエコノミスト、ライアン・スイート氏は「米物価指標は7月にやや上昇したが、FRBが9月の利下げを控えるほどでもない」とし、対中関税の一部延期は「米中貿易摩擦の緊張緩和とみていない」と述べた。

また、RDQエコノミクスの主任エコノミスト、ジョン・ライディング氏は「データからは中国が値下げで追加関税の影響を吸収している兆候はない。輸入価格の下げは全体的な輸入価格動向と一致しているためだ」と述べた。

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