for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

上海外為市場=人民元1週間半ぶり高値、米中対立巡る懸念後退

[上海 1日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元は対ドルで反発し、1週間半ぶり高値を付けた。米中間の緊張に緩和の兆しがみられるなか、ドルが全般的に下落していることが背景。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の人民元の対ドル基準値を1ドル=7.1315元と前営業日基準値(7.1316元)より1ポイント元高水準に設定した。市場参加者によると、基準値は過去1週間同様、この日も市場予想より元高方向に設定された。

国内スポット市場の人民元は1ドル=7.1180元で始まった後、中盤時点では7.1207元と前日終値比141ポイントの元高。一時、5月21日以来の高値となる7.11元を付けた。

一部の市場関係者はこの日の人民元高について、中国が「香港国家安全法」の制定方針を決定したことへのトランプ米政権の対応が懸念されていたほど強硬ではなかったため、米中関係の一段の悪化懸念が後退し、ドルが全面安となったことが背景にあると指摘した。

トランプ米大統領は29日、中国の「香港国家安全法」の導入決定への対抗措置を明らかにした。

トランプ氏は、中国は香港の自治権を巡り約束を破ったと批判したものの、両国が今年初めに合意した通商協議の第1段階合意に影響が及ぶような措置には言及しなかった。

ある市場関係者は「投資家は先週、トランプ氏の対抗措置を非常に警戒していたが、実際には懸念されていた以上の内容にはならず、リスク志向が高まった」と説明した。

人民元は先週、オフショア市場で過去最安値を付けていた。

ゴールドマンは、米中の対立は様々な問題に及んでおり、早期解決の可能性は低いと指摘。3カ月、半年、1年後の人民元の対ドル相場はそれぞれ、7.25元、 7.15元、7.00元になるとし、従来の7.15元、 7.05元、 6.90元よりも元安に見通しを変更した。

オフショア人民元は1ドル=7.1344元。

※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up