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株式こうみる:底堅い展開続く、悪材料出た際の抵抗力計る局面に=野村証 神谷氏

[東京 8日 ロイター] -

<野村証券 投資情報部投資情報二課・課長代理 神谷和男氏>

株価上昇の材料になった米国雇用統計については、賃金の低い業種から回復したという特徴が見受けられる。労働者の職場復帰が進む実態がある点が注目でき、市場が期待する経済回復を裏付ける内容だった。一方、設備投資の回復も期待できるような統計が出始めたほか、金融市場はカネ余りの状況にあり、底堅い展開が続く可能性が高くなっている。

ただ、需給に支えられた相場は意外に脆い。当面、現実の社会は新型コロナウイルスに対する抵抗力を計るのに対して、株式市場は悪材料が出た際の抵抗力を計る局面になりそうだ。

経済実態については回復に向かっていると言っても、緩慢な上昇トレンドにあり、流動性に支えられた株式市場のV字回復とギャップが大きい。今後はリスクオンの流れで株式市場や原油先物などに回っている余剰資金が、スムーズに実体経済へ回るかどうかがポイントになりそうだ。

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