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上海外為市場=人民元堅調、FRBの措置でリスク志向高まる

[上海 16日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は堅調。米連邦準備理事会(FRB)の債券買い入れ措置を受けリスク志向が高まった。

FRBは15日、新型コロナウイルス感染拡大への対応の一環として、セカンダリーマーケット・コーポレート・クレジット・ファシリティー(SMCCF)を通じた社債の買い入れを16日に開始すると発表した。

中国人民銀行(中央銀行)は取引開始に先立ち、人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=7.0755元に設定。前営業日の7.0902元よりも147ポイント(0.21%)の元高水準となった。

オンショア人民元は7.0730元で始まり、中盤時点では前営業日終値比152ポイント高の7.0736元。15日には5日以来の安値となる7.0986元を付けていた。

中国建設銀行(アジア)のアナリストによると、FRBの措置にもかかわらず、人民元に対する市場の弱気の見方は今週、中国本土における新型コロナ感染拡大第2波への懸念から強まった。

アナリストはノートで「流行は引き続き人民元の動向に影響を与える主要な要因の1つだ。国内外における新型コロナの状況がはっきりするまで人民元相場は1ドル=7.05─7.15元のレンジで上下し続ける公算が大きい」とした。

また、一部の市場参加者によると、米中関係が週内に人民元の急変動を引き起こす可能性がある。

ポンペオ米国務長官が今週、ハワイの米軍基地で中国の代表団と会談する見通しだと、事情に詳しい関係筋が明らかにした。年初から緊張が続く両国関係について協議するという。

みずほ銀行のアジア外為担当チーフストラテジスト、ケン・チュン氏は「報じられた米中会談後に両国間の緊張が和らぐ何らかのサインが見られればドル/オフショア人民元(CNH)が7.04元の抵抗線を割るのを支援し、7元に向けた道が開かれる可能性がある」とした。

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