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UPDATE 1-資生堂、今期は営業損益ゼロに 23年の完全復活目指す

(内容を追加しました)

[東京 6日 ロイター] - 資生堂は6日、2020年12月期の連結営業損益がゼロ(前年同期は1138億円の黒字)になる見通しだと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛や百貨店などの店舗閉鎖の影響を受け、売り上げが大幅に落ち込んでいる。日本で再び緊急事態宣言が出されたり、各国で都市封鎖(ロックダウン)が実施される可能性は織り込んでいない。

同社は通期予想を取り下げていた。リフィニティブが集計したアナリスト20人の予測平均値515億円を下回った。

魚谷雅彦社長は会見で「大変厳しい経営状況だ」とし、役員報酬の一部返上を含む販管費の抑制・削減、設備投資の見直し、遊休資産の売却などの緊急対応を行うとした。

年間配当は20円減配の40円。中間配当を前期実績の30円から10円減額して20円、期末配当予想も10円減額して20円とする。

魚谷社長は、ワクチンが登場すれば経済が回復するという安易な見方はしないと説明。厳しい状況が続くことを想定しながら「2023年の収益完全復活を目指す」とした。

中期戦略では付加価値の高いスキンビューティー領域をコア事業とし、19年の売り上げ構成比60%を23年には80%に引き上げる。また、これまでの規模拡大重視から収益性、キャッシュフロー重視へと転換し、営業利益率15%を達成するとした。

米中対立が先鋭化しているが、魚谷社長は「資生堂の経営は、政治的課題とは100%距離を置きたい」と述べ、米国、中国の両国で、これまで通りの事業を行う考えを強調した。

同時に発表した1-6月期の連結業績は、売上高が前年同期比26%減の4178億円、営業損益が34億円の赤字(前年同期は689億円の黒字)、最終損益が213億円の赤字(同524億円の黒字)だった。 (清水律子)

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