[東京 14日 ロイター] - <16:00> 新興株はしっかり、決算を中心に個別物色 新興株市場はしっかり。日経ジャスダック平均は4日続伸、東証マザーズ指数は続伸 した。市場では「主力銘柄が堅調となったほか、個別では決算を手掛かりとした物色もみ られた。巣ごもり、医療関連も買われ、総じてしっかりとした動きとなった」(国内証券 )との声が出ていた。 ジャスダック指数は0.14%高。アクサスホールディングス 、出前館<248 4.T>、ワークマン 、夢みつけ隊 はしっかり。小僧寿し 、Key Holder 、ブロードバンドセキュリティ は下落した。 マザーズ指数は1.72%高。AI inside 、ティアンドエス<4055. T>、メドピア 、JMDC はしっかり。ロコガイド 、Sun A sterisk 、PKSHA Technology は下落した。 <15:20> 日経平均・日足は「小陰線」、急な上げに対する警戒感生じる 日経平均・日足は寄り付きが「坊主」に近い下ヒゲを伴う「小陰線」。前日までの明 確な上げ足とは一変して、気迷いの強い動きとなり、時価水準より上値は重いとの印象を 与えている。直近の3日間で900円幅の上昇を演じていただけに、急な上げに対する警 戒感が生じた格好だ。 売りサインとなる「カブセ線」こそ引かなかったものの、2万3000円台前半は過 去に押し戻された経緯があるため、いったん伸びが止まる可能性もある。ただ、前日に大 きな節目である6月8日の戻り高値2万3178円10銭を更新した意味は大きく、ひと 息入れた後に上値を追う展開となることが期待できそうだ。 <13:30> 日経平均は小動き、後場の値幅は上下約54円 手掛かり材料難 日経平均は小動き。前営業日比30円ほど高い2万3200円台後半での推移となっ ており、後場の値幅は上下約54円にとどまっている。東証1部の売買代金は1兆320 5億3500万円。市場では「週末であることに加え、きょうは手掛かりとなる材料もな く、積極的に買い上がれない」(国内証券)との声が出ていた。 東証33業種ではサービス業、精密機器、医薬品などの17業種は値上がり。不動産 業、鉱業、輸送用機器などの16業種は値下がりとなっている。 <11:50> 前場の日経平均は小幅続伸、週末意識されながらも底堅く推移 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比25円66銭高の2万3275円27 銭となり、小幅続伸。週末が意識され模様眺めムードが支配しながらも、全体的に底堅く 推移した。 13日の米国株式市場は、S&P総合500種 が取引時間中に終値としての過 去最高値を上回ったものの、小幅安で終了した。ダウ工業株30種 も、ネットワー ク機器大手シスコシステムズ が前日に示した業績見通しが嫌気され、下落して終 了した。一方、ナスダック総合 は上昇した。 一方、外為市場ではドル/円が107円台まで円安に振れたことが注目されたが、材 料視されていない。市場では「前日までの急な上昇で利益確定売りが出やすくなっている ほか、週末で持ち高調整の動きもある」(野村証券・エクイティマーケットストラテジス トの澤田麻希氏)との声が聞かれ、好調な地合いを引き継ぎながらも、徐々に伸び悩む動 きとなった。 TOPIXは0.16%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0681 億3800万円。東証33業種では、サービス業、空運業、石油・石炭製品の上昇が目立 ち、鉱業、不動産業、輸送機器などが下落した。 個別では、ソニー が年初来高値を更新したほか、電通グループ が好 決算を受けて堅調。富士フイルムホールディングス も高い。半面、トヨタ自動車 、ソフトバンクグループ は軟調に推移した。 東証1部の騰落数は、値上がりが1021銘柄、値下がりが1032銘柄、変わらず が120銘柄だった。 <10:55> 日経平均はもみあい、週末意識され模様眺めムードに 日経平均はもみあい。前日比小幅高の水準で一進一退となっている。外為市場ではド ル/円が107円近辺で推移するなど円安に振れ気味ながら、材料視されていない。市場 では「個別ににぎわう銘柄が散見されるものの、全体的には週末が意識されて模様眺めム ードが強くなっている」(国内証券)との声が聞かれた。 <10:00> 日経平均は一時マイナスに、急な上昇への警戒感から利益確定売り 日経平均は前日比でマイナス圏まで値を消す展開。電子部品株などハイテク株の一角 に堅調な銘柄が目立つものの、「きのうまでの急な上昇に対する警戒感や、週末の持ち高 調整の動きも出ているようだ」(国内証券)との声が聞かれ、上値が重くなっている。 <09:05> 日経平均は続伸、前日までの好地合いを引き継ぐ 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比74円31銭高の2万3323円 92銭となり、続伸してスタート。前日までの好地合いを引き継いだほか、オプションS Q(特別清算指数)算出に絡む注文が買い超過になったと推定され、全体的に上値を追っ て始まった。SQ算出後は一進一退となっている。 <08:45> 寄り前の板状況、225採用銘柄の成り行き注文は売り超過 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、 キヤノン 、ソニー など主力の輸出関連株が売り買い拮抗。指数寄与度の 大きいファーストリテイリング が売り優勢となっている。 きょうは、オプションSQ(特別清算指数)を算出するため、寄り付き直前に状況が 一変する可能性がある。午前8時45分現在、225採用銘柄の成り行き注文は、総じて 売り超過となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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