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東京外為市場・15時=ドル105円半ばに反発、短期筋のショートカバーが先行

    [東京 19日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 105.56/58 1.1936/40 126.00/04
 午前9時現在 105.22/24 1.1944/48 125.70/74
 NY午後5時 105.42/45 1.1929/33 125.74/78

    午後3時のドル/円はニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の105円半ば。ド
ルは朝方の取引で一時105円に迫ったが、105円を割り込む勢いがないことを確認すると、短期筋を中
心にショートカバーが誘発され、105円半ばまで値を戻した。
    
    ドルは朝方一時105.10円まで下落し、7月31日以来2週間半ぶりの安値をつけたが、ドル売り
は早々に失速した。これによって週初からドル売りに傾斜していた短期筋の間でショートカバーが広がり、
ドルは午後2時過ぎに105.60円まで上昇した。
    
    ユーロは前日1.1966ドルまで上昇して2年3カ月ぶりの高値を付けたが、東京市場では高値圏で
足踏み状態となった。
    市場では「さすがにユーロ高もきょうは一服。そのおかげで、ドルが若干息を吹き返した」(国内銀)
との指摘が出ていた。
    
    ユーロの地合いは依然強く、欧米の景況感の格差、米中対立の激化懸念、対コロナの米追加経済対策を
巡る協議のもたつきなど、「ほぼ米国サイドの悪材料でユーロが押し上げられている」(金融機関)という
。
    ただ、ユーロは過去6営業日連騰しており、「そろそろ調整的な売りが出てもおかしくない」(外国銀
)との見方も聞かれ、快進撃がいったん止まる可能性も指摘されている。
    
    また、投機筋の先物のユーロロングが拡大しているため、急反落に対する警戒感も出ている。米商品先
物取引委員会(CFTC)が14日に発表したIMM通貨先物(11日時点)の非商業(投機)部門の取引
によると、ユーロのネットロングは19万9751枚と、前週の18万0648枚から一段と増加した。
       
    午前の取引では、米民主党がバイデン前副大統領を党の大統領候補に正式に指名したことが伝わったが
、為替市場は反応薄だった。
    
    安倍首相は17日、東京・信濃町の慶応大学病院で日帰り検査を受け、健康問題が市場の注目を集めた
が、19日午後には3日間の夏季休暇を終えて公務に復帰した。              
    
    財務省が19日発表した7月貿易統計速報は、貿易収支が116億円の黒字だった。
    黒字は4カ月ぶり。ロイターの予測中央値は776億円の赤字だった。
    新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴って貿易活動は停滞していたが、輸出には持ち直しの兆し
が見えてきた。一方、国内需要の低迷が続き、輸入は前月よりさらに落ち込んだ。            
    外需の持ち直しが続けば、貿易収支の黒字傾向が定着する可能性があり、為替相場にとってはドル安/
円高のインプリケーションがある。

    
 (為替マーケットチーム)
 
 
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