[東京 19日 ロイター] - <16:30> 新興株はしっかり、マザーズは連日の年初来高値更新 新興株市場はしっかり。日経ジャスダック平均は続伸。東証マザーズ指数は5日続伸し、連日の年初来 高値更新となった。市場では「個人投資家を中心に、新型コロナウイルスに対応したテーマ性のある銘柄や 、直近IPO銘柄を中心に買いが集まっている。東証1部がさえないので、新興株などの小型で成長性のあ る銘柄へ資金がシフトしている」(国内証券)との声が出ていた。 マザーズ指数は2.96%高。モダリス 、BASE 、ティアンドエス が商い を伴い上昇、NexTone 、コマースOneホールディングス 、フリー 、メル カリ も買われた。半面、カオナビ 、アンジェス 、ホープ は売られた。 ジャスダック指数は0.28%高。出前館 、ストリームメディアコーポレーション 、 KeyHolder などが上昇。ワークマン 、日本マクドナルドホールディングス<2702. T>、Speee は下落した。 <13:35> 日経平均は一時98円高、材料不足で上値重い 連日の薄商い 日経平均は後場に上げ幅を拡大し、一時前営業日比98円77銭の2万3149円85銭で高値を付け た。その後は再び下落基調となり、現在50円ほど安い2万3100円近辺での推移となっている。 東証33業種では不動産業、その他金融業、保険業などの17業種が値上がり。パルプ・紙、機械、金 属製品などの16業種は値下がりとなっている。東証1部の売買代金は1兆0987億9300万円と連日 の薄商いとなっている。 市場では「為替のドル/円がやや円安基調となったことを受け、日経平均は少しだけ上昇する場面がみ られたが、それ以外は手掛かりとなる材料もない。個人投資家を中心とした中小型株への物色は継続してい るが、全体的には動きづらく上値は重い」(国内証券)との声が出ていた。 <11:45> 前場の日経平均は反発、商いが低調となる中で小型株にぎわう 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比50円68銭高の2万3101円76銭となり、反発し た。円高に対する警戒感が強い一方、朝方に発表された機械受注が事前予想を下回ったことから、見送りム ードが強く、引き続き商いは低調となっている。ただ、そうした中でも小型株がにぎわい、地合いは悪くな いとの見方が多い。 18日の米国株式市場は、S&P総合500種 が終値として過去最高値を更新した。3月23日 に新型コロナウイルス感染拡大を受けて付けた安値からは約55%上昇。米政府の大規模な財政刺激策と米 連邦準備理事会(FRB)の金融刺激策を受け、米株式市場には大量の資金が流入し、アマゾン・ドット・ コム などのハイテク関連株が新型ウイルス危機に強いとの見方から物色された。 一方、外為市場では、ドル/円が105円台前半で落ち着いて推移したが、円高に対する警戒感が強く なっており、米株高にもかかわらず、輸出関連株は上値が重い銘柄が目立つ。また、 内閣府が19日に発 表した6月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整 値)は、前月比7.6%減とロイターの事前予測調査の前月比2.0%増を下回り、これも株価を押さえる 要因になった。 市場では「引き続き商いは低調で、1週間遅れのお盆休みの様相を呈している」(野村証券・エクイテ ィ・マーケットストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれた。それでも、短期回転資金の値幅取りニー ズは強く「小型株に資金が向かっており、地合いは悪いとは言えない」(SBI証券・シニアマーケットア ドバイザーの雨宮京子氏)という。マイナスで始まった日経平均は前場中盤からプラスに浮上。マザーズ指 数は5日続伸となり、連日の年初来高値更新となっている。 TOPIXは0.13%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8334億8700万円と引き 続き細っている。東証33業種では、不動産業、その他金融業、保険業などが上昇し、パルプ・紙、機械、 金属製品などの値下がりが目立った。 個別では、任天堂 が連日の年初来高値更新となったほか、ソフトバンクグループ もし っかり。半面、予想を下回った機械受注を受け、ファナック など設備投資関連株に安い銘柄が多い 。マザーズ市場では、モダリス が商いを伴って続騰、BASE が大幅上昇した。 東証1部の騰落数は値上がりが908銘柄、値下がりが1110銘柄、変わらずが134銘柄だった。 <11:05> 日経平均は強もちあい、小型株に傾斜しマザーズは5日続伸 日経平均は強もちあい。2万3000円─2万3100円のレンジを推移している。全体的に模様眺め ムードが強く、薄商いの状態が続く中で、物色面では小型株に傾斜。マザーズ指数は連日の年初来高値更新 で、5日続伸となっている。 市場では「1週間遅れのお盆休みの様相で、参加者も減っている。一方で、値幅取りニーズが強いため に、動きの良い小型株に資金が向かった」(国内証券)との声が聞かれた。 <09:46> 日経平均は前日終値を挟んで一進一退、ソフトバンクGは高い 日経平均は一時プラス転換したが、上値を伸ばせず、再びマイナス圏に沈んでいる。 個別では、東京エレクトロン やアドバンテスト 、ファナック などが軟調。寄 り付き前に発表された6月機械受注で、設備投資の先行指標である民需の受注額(船舶・電力除く、季節調 整値)が前月比7.6%減となり、予想外のマイナスとなったことなどが嫌気されているもよう。ロイター がまとめた事前予測調査は前月比2.0%増と予想されていた。 一方、ソフトバンクグループ は堅調で、相場の下支えとなっている。 <09:05> 寄り付きの日経平均は続落、円高が重荷 内需系には買い 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比53円15銭安の2万2997円93銭となり、続 落した。外為市場でドル/円が105円前半へ円高が進んだことが重荷となっている。業種別では医薬品、 小売、情報・通信、食料品など内需系セクターが買われる半面、景気敏感セクターが安い。 <08:42> 寄り前の板状況、主力輸出関連株は売り買い拮抗 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、ソニー 、パナソニック など主力輸出関連株が売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り買い拮抗、ファナック は買い優勢 。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ<8 316.T>は売り買い拮抗。みずほフィナンシャルグループ は売り優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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