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上海外為市場=元は7カ月ぶり高値更新、週間で6週間ぶりの大幅高へ

[上海 21日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、ドル安を背景に7カ月ぶりの高値を更新したが、中盤で上げ幅を縮めた。週間では6週間ぶりの大幅な上昇率を記録するとみられる。

ドルは通貨バスケットに対し軟調推移。米新規失業保険申請件数の増加と米国債利回りの低下がドルの重しとなった。

中国人民銀行(中央銀行)は取引開始前に元の基準値を1ドル=6.9107元と、7カ月ぶりの元高水準に設定。前日の6.9274元に比べ167ポイントの元高水準だった。

基準値は市場の予想とほぼ一致したため、一部の市場参加者は、現在の元高傾向は問題ないとの当局の認識を示唆していると分析した。

スポット人民元は6.9090元で取引を開始し、一時6.8960元と、1月22日以来の高値を付けた。中盤時点のレートは6.9100元と、前日終値比60ポイントの元高。

この水準が終盤まで維持されれば、週間では0.58%高と、7月半ば以来の大幅な上昇率となる。

複数のトレーダーは、元が午前の取引で6.9元を突破してからは、上値を追うのに消極的な向きが増え、多少の利益確定売りが出たと指摘。

外資系銀行のトレーダーは、米中間の緊張がリスクとして残っていると述べた。

中国商務省は20日、米国との通商協議を「数日以内に」行い、第1段階合意の進捗状況を検証することで合意したと明らかにした。一方、トランプ政権当局者は中国側との協議予定を確認しておらず、温度差が見られる。

アクシコープのチーフ・グローバル・マーケット・ストラテジスト、スティーブン・イネス氏は、広範なドル安傾向が継続し、米中の貿易摩擦が大きく悪化しない限り、元相場は6.85─6.87元まで上昇する可能性があると予想。

「元は株式市場への資金流入、国内の経済状況の緩やかな改善、人民銀の緩和気味の政策、アジア通貨に対する米ドルの総じて弱い基調に支援されている」とした。

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