for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

ユーロ圏金融・債券市場=利回り上昇、米中通商合意履行確認でリスク選好

    [ロンドン 25日 ロイター] -    
 <金利・債券>                                                
 米東部時間11時57                                              
 分                                              
 *先物             清算値   前日比  前営業日終  コード
                                             盤  
 3カ月物ユーロ     100.49     0.00      100.49         
 独連邦債2年物     112.02    -0.05      112.07          
 独連邦債5年物     134.67    -0.31      134.98          
 独連邦債10年物   175.89    -1.13      177.02          
 独連邦債30年物   218.60    -3.90      222.50          
 *現物利回り       現在値   前日比  前営業日終  コード
                                             盤  
 独連邦債2年物     -0.651   +0.028      -0.674            
 独連邦債5年物     -0.648   +0.045      -0.691            
 独連邦債10年物   -0.434   +0.065      -0.498             
 独連邦債30年物    0.006   +0.072      -0.066             
    
    ユーロ圏金融・債券市場では、安全資産とされる独連邦債に加え、
イタリア国債などの高リスク国債の利回りが上昇した。独経済指標が好
調だったことに加え、米中が第1段階の通商合意の履行を改めて確認し
たことでリスク選好度が上昇し、債券市場から資金が流出した。
    ドイツのIFO経済研究所が発表した8月の業況指数は92.6と
、4カ月連続で上昇し、市場予想の92.2を上回った。製造業とサー
ビス業の双方で改善がみられた。
    アナリストは、総額1300億ユーロの景気刺激策の効果が改めて
確認されたと指摘。INGのユーロ圏チーフエコノミスト、カーステン
・ブレゼスキ氏は「第3・四半期の独経済はこれまでと比べても格段に
良好となることは、誰の目にも明らかだ」と述べた。
    このほか、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニュ
ーシン米財務長官は中国の劉鶴副首相と電話会談を行い、米中通商合意
の「第1段階」を履行する決意を再確認。これを受け、金融市場では懸
念が後退した。
    ユーロ圏債券市場では、高格付け国債から低格付け国債に至るまで
需要が減退。イタリア10年債利回りと独10年債利回りの1日として
の上昇幅は5月上旬以来の大きさとなった。
    終盤の取引でイタリア10年債利回りは9ベーシスポ
イント(bp)上昇。一時は1.11%と、3週間ぶりの高水準を付け
た。
    独10年債利回りは7bp上昇のマイナス0.42%
。一時はマイナス0.41%と、約1週間ぶりの高水準を付け、8月の
レンジ(マイナス0.56%─マイナス0.40%)の上限に迫った。
    イタリア10年債と独10年債との利回り格差は1
51bpに拡大したが、8月の最高水準である158bpには達してい
ない。    
    DZバンクの金利ストラテジスト、レネ・アルブレヒト氏はイタリ
ア国債について、市場で広範な売りが出た時に特にアンダーパフォーム
する「ハイベータ」資産となり、大きく売られているとの見方を示した
。
    発行市場ではドイツが49億ユーロの2年債を発行。発行額の約2
倍の需要を集めた。このほか、フィンランドが近くシンジケート団を通
して10年債を発行すると発表した。

    
 (ーからご覧ください)
for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up